アストン・ワイキキ・ビーチ・ホテル総支配人、スティーブ・タウンゼンド

　こんにちは。私は１９５４年ニューヨークに生まれ、３才の時にフロリダに移り住みました。フロリダ州立大学を卒業し、ホテル・レストラン経営学の学士号を取り、フロリダやカルブ海、ハワイのホテルのマネージメントに携わってまいりました。ハワイは１５年ほど生活し、２００１年に始まった、「アストン・ワイキキ・ビーチ・ホテル（現リゾートクエスト･ワイキキ・ビーチ･ホテル）」の改装プロジェクトと共に、アストン（現リゾートクエスト･ハワイ）に入社しました。

　この１６ヶ月間は建築・建設業者やデザイナーと打ち合わせをしながら、約３６億円をかけたホテルの大改装に携わってまいりました。私にとって、このプロジェクトはとても素晴らしい経験であったとともに、長時間労働とストレスの連続でもありました。おかげさまで、ワイキキビーチ目の前に立地する「アストン・ワイキキ・ビーチ・ホテル」は、まもなく大改装を終え、いよいよ１１月にグランドオープンしますので、お楽しみに。

大好物のキューバ風パエリアを 作ってみました。

　今、私はこのワイキキ・ビーチ・ホテルで妻のジャッキーと共に暮らしています。大規模な改装工事の最中も、ここが私にとって唯一のオアシスで、とても快適に暮らす事ができました。ホテルを一歩外へ出れば、そこはエキサイティングなワイキキの街。そして妻のジャッキーは、彼女は他のホテルで働いているのですが、わずか３ブロック先の歩いてすぐの職場に通っています。

　またまだ、とても忙しい毎日が続いていますが、余暇を見つけて趣味の「料理」をしています。私は、食べる事が大好きで、グルメであると自負しています。若い頃から、新しい料理のレシピを習うことやその料理を通して異なった国の文化を知ることが大好きでした。私はフロリダ半島の西海岸で育ちましたが、そこはキューバー革命後、キューバから移り住んだ人々が多い地区でした。幼い頃からキューバ人との交流も多く、キューバ料理がとても好きでした。おそらく、私にとって食べるのも作るのもキューバ料理がNo.1だと思います。キューバにも、パエリアがあるのですが、私の大好物で、お米、サフラン、野菜、にんにく、エビ、魚、チキンやその他の魚介類をふんだんに使って料理します。とてもおいしいですよ！

食べた後は、またジョギングです。

　料理を作るのと食べる事に対する執着はやがて新しい趣味への発展へとつながってゆきました。それは、年齢を重ねて行くと共に、体重が増えてきたという事です、体重が気になり、「ダイエットをするか、それとも運動をもっとするか」、という選択肢を与えられました。やはり大好きな食事や料理をあきらめることは絶対にできないと思い、２１年前からジョギングを始めました。それ以来、私はジョギングに病みつきとなりました。特に出張やバケーションで本土やハワイに訪れた時も、ジョギングは欠かさず楽しみました。私は妻と一緒に一昨年からホノルルマラソンに参加しています。ホノルルの街は、ジョギングするのに最適な環境だと思います。チャレンジングなコースや景観の素晴らしいコースがワイキキ市内や近郊にあります。特にアストン・ワイキキ・ビーチ・ホテルからカピオラニ公園を抜け、ダイヤモンドヘッドまでの往復が、私にちょうど良い距離のお気に入りのコースなので、毎日の日課として走るようにしています。

　アストン・ワイキキ・ビーチ・ホテルは,カラカウア通りに面し、カパフル通りが始まる起点から、海に向かい突き出したカパフル・ピア(埠頭）のすぐ近くに立地します。カパフル・ピアは１９世紀リリウオカラニ女王が夏の別荘（パオアカラニ）へ行くときに海から上陸するために建造されたそうです。カパフル・ピアはワイキキ・ビーチ修復工 事とともに改装され、この辺一帯は、多くの人があつまる場所となりました。週末ともなると、観光客からローカルの人達の為に、ピアの方にテーブルや椅子が並べられ、 『サンセット・オン・ザ・ビーチ』をゆっくり楽しめる場所となり、皆に親しまれています。

　サンセット・オン・ザ・ビーチは毎週土日の夕方からクイーンズ・ビーチでハワイアン音楽の演奏や、フードスタンドが出て、色々な催しものが繰り広げられます。　サンセット・オン・ザ・ビーチの最後を飾るのはビーチ沿いに建つ巨大スクリーンでの野外映画観賞です。アストン・ワイキキ・ビーチ・ホテルにご宿泊の節は、サンセット・オン・ザ・ビーチもお楽しみください！

　ワイキキにお越しの際は是非アストン・ワイキキ・ビーチ・ホテルへお立ちより下さい。新しくなった館内をご案内させていただきます。