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マウイ島の海を満喫
マイケル・サンズ
(元ホエラー・オン・カアナパリ・ビーチ総支配人)

【注】マイケル・サンズは、アストン・ホテルズ・アンド・リゾートを退職いたしました。新天地での一層のご活躍をお祈りいたします。

アローハ!ホエラー・オン・カアナパリ・ビーチの総支配人、マイケル・サンズです。アストン・ホテルズ&リゾート(現リゾートクエスト・ハワイ)に入社してから、もう13年になりますが、アストン入社当初の1990年代前半は、アストン・ワイキキ・ビーチ・タワーの技術管理部長として勤務していました。その後、ワイキキ・サーフサイド・ホテルをアストン・ワイキキ・ビーチサイド・ホテルへ大改装するプロジェクトの際には、アストンの技術管理者として勤務しました。その後、勤務先はワイキキからハワイ島へ移り、ザ・ショアーズ・アット・ワイコロアの総支配人を4年勤めました。私は、アストンに入社する前には、ハワイ島に住んでいましたので、ワイコロアに転勤した時は、故郷に帰ってきたようなアットホームな感じがし、また、この素敵なコンドミニアムの総支配人になれました事を非常に誇りに思いました。ハワイ島の次はマウイ島ヘ移りました。旧インターコンチネンタル・ホテルがアストン・ワイレア・リゾートへ移行した時期に、客室管理マネージャーとして任命され転勤しました。その後、アストン・マウイ・カアナパリ・ビラの総支配人となり、4年間勤務した後、2年前にカアナパリビーチ目の前に建つ、現在のザ・ホエラーズ・アット・カアナパリの総支配人となりました。このコンドミニアムも本当に素晴らしい施設です。

 私は、イタリアンとアメリカインディアンの血を引き、1970年代にオアフ島に移ってきました。この頃のオアフは、まだ幼い私にとって、とても面白い島でした。今でもダイヤモンドヘッド火口で「サンシャイン・フェスティバル」が催されていたことを覚えています。毎年、夏になると私の父は今にも故障しそうな古いステーションワゴンをビーチカーとして買ってきて、近所の子供達を集め、各々のサーフボードを積み込んで、皆でサーフィンに出かけたのです。クイーンズ、カヌー、パブリックス、ウォール、ポップス等のワイキキビーチのサーフポイントで毎日過ごしたものです。また、路線バスにサーブボードを担ぎ込み、サンディービーチまで行ったこと時の事も良い思い出です。当時のバスは、10セント硬1枚で乗車でき、乗り換え券の使い方をマスターしていれば、島のどこにでも行くことができました。往復分の10セント硬貨2枚持っていけばどこのでもサーフィンをしに行けたのです。また、カピオラニ公園の拡張の際に無くなった旧クイーン・サーブ・ビルの中、戦争ごっこをして遊んだことや、金曜の夜には旧ワイレア・ドライブイン・シアターに通っていた古き良き時代を思い出します。幼少の頃、ハワイ島にも8年住み、そして、今ではマウイ島での生活も7年間となりました。

 高校を卒業後、私はアメリカの沿岸警備隊に勤務しました。沿岸警備艇に乗って、太平洋の各地の基地を訪ずれながら、9年間を過ごしました。沿岸警備隊では、任務でハワイ諸島を広範囲にわたって航海しましたので、なかなか訪れる事の出来ない、未開の島々も見ることができました。例えば、ハワイアンアルキペラゴの中、クレ環礁、ミッドウエイ環礁およびフレンチ・フリゲート・ショールズ(サンゴ礁の礁原上)なども訪れました。南方にはクリスマス島、ジョンストン島およびパルミラ島があり、これらマーシャル諸島の環礁には、船でしか行くことができません。サモアへ行く途中にある、ハワード&ベーカー諸島も同様に海路でしかアクセスすることは出来ません。

 これらの島々の名前は、あまり耳にする機会はありませんが、それぞれの島は、それぞれの多種多様な生態系を維持していました。今日では、野生生物が豊富な場所や未開の土地はあまり多く見られなくなりました。それらの自然に恵まれた島でのダイビングやフィッシングは実に素晴らしいものでした。私にとっての最高のフィシングはハワイ南部のパルミラ環礁でのフィッシングでした。島の風下側を歩いて、腰まで浸かる程度の海で、投げ釣か網を投げてパピオという魚を獲るのです。あまりにも魚の数が多く、浅瀬のラグーンの海はガラスのように透明なので、自分のお目当ての魚に向けルアーを動かせば、簡単に釣りあげることが出来ました。パルミラ環礁からヒロへ戻る船上での4日間、魚料理のごちそうづくしだったのは言うまでもありません。

 最高のダイビングとフィッシングを楽しめる場所、それは当然ハワイです。私は幸運にも幼少の頃からハワイで育ち、そしてハワイ周辺の海や島々を訪れることができました。そして、今でもハワイが私にとって一番幸せに過ごせるところです。
 もはや、私は中年にさしかかっていますが、マウイ島北部のホオキパやカナハポイントで冬の大波をサーフィンしたり、一人乗りのアウトリーガーを漕ぐ情熱はまだ衰えていません。今ではサーフィンとアウトリガーの両方を少しずつ楽しむことが一番の生きがいです。

 マウイは、ウインドサーフィンをするのに一番適した場所であることで有名です。マウイでは毎日、ある時間になると貿易風が決まって島に向かって吹き始めます。日当たりの良い週末の午後、私は時々一人乗りのアウトリガーカヌーを持って、キヘイ地区の北側に行きアストン・マウイ・ル・ホテルの前からカヌーを出し、珊瑚礁のリーフの外に出るため400mほど沖合まで漕ぎ出します。そして、うまく風に乗って南方向のワイレア地区・カマオレビチパークへ向かって漕ぎ出します。そして丁度アストン・マウイ・バニアン前あたりに到着します。微風だと大体1時間くらいかかりますが、強風の場合はかなり早いスピードで進みスリル満点ですよ!

 風と波を利用してカヌーに乗るのも面白いですが、初心者で、カヌーが不慣れな方にはもう少しゆったりした楽しみ方をご紹介しましょう。早起きをして、キヘイ地区のカラマ公園の小港から一人乗りカヌーで、北の方向へ進むと、珊瑚礁のリーフが数百メートル続いています。早めの時間に出られれば、ガラスのように凪いだ海面で、まるで空を浮いているような感覚を楽しむことができるでしょう。海の底の色とりどりの珊瑚礁は目を見はるものがあり、あまり波を立てずに漕ぐことができれば、魚を間近に見ることもできます。運がよければ、エイを追いかけたり、カメが息継ぎのために水面に浮かびあがってくる光景を楽しんだりすることができます。風に吹かれながら、ハイスピードで航海するのもいいけれども、この様に、美しい海の上でのんびりするのもリラックスできますね。この、早朝フィッシュウォッチングはカヌーでなく、カヤックでもいいのですが、私は、一人乗りのカヌーの方が好きです。理由は、カヌーの方が座高の位置が高くなるので、海の中を上から良く見る事ができるからなのです。

THE WHALER ON KAANAPALI BEACH INFORMATION
2481 KAANAPALI PARKWAY, LAHAINA, MAUI, HAWAII 96761
http://www.resortquesthawaii.jp/maui/whaleronkaanapali/
ホエラー・オン・カアナパリ・ビーチのセールスポイント:

ビーチに面した立地ですので、最高のオーシャンビューがお楽しみいただけます。後ろに見える島はモロカイ島です。
マウイ島を代表するリゾートエリア、カアナパリ・ビーチ・リゾート地区の中心に立地します。
目の前のビーチで泳いだ後、そのまま温水プールの脇のビーチチェアでお寛ぎいただけます。
新しく改装されたオープンスペースで開放感あるロビーには、お客様のマウイでの休日をサポートするアクティビティー・デスクや、コンドミニアムライフをお楽しみいただくためのコンビニエンス・ストアがあります。
テニスコートは5面あります。フィットネス・センターには、スパがありマッサージ、 スパトリートメントやインルーム・マッサージがご利用いただけます。また、隣接して「カアナパリ・ビーチ・リゾート・ゴルフコース」があります。
バーベキュー・エリアを各タワー前の2ヶ所にご用意しております。ビーチサイドで夕陽を見ながらバーベキューもお勧めです。
レストランは、隣接する「ホエーラーズ・ヴィレッジ・ショッピング・センター」に7軒あります。
皆さん、ザ・ホエラー・オン・カアナパリ・ビーチへ一度お越しいただき、素敵なパラダイスを体験してください。

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