去る6月25日に実施いたしました、アロハカワラ版「ハレピカケ倶楽部」のリボンレイ講座の様子をお伝えします。梅雨の中休みの晴れ間が広がる大変蒸し暑い日でしたが、今回のリボンレイ講座にご参加頂いた皆様は根っからのハワイ好きのせいか、講座が始まる前からハワイの話で盛り上がっておりました。そんな和やかな雰囲気の中、いよいよ講習会の開始です。
今回は、講師としてリボンレイインストラクターの山本貴子先生をお招きしました。山本先生は大好きなハワイで、リボンレイ独特の可憐さと繊細さ、枯れることなく美しさを保つところに魅了され、以来リボンレイ作りに熱中されています。
参加者の皆さんは、初めてのリボンレイということで、2時間程度で完成できるプルメリアの携帯電話ストラップに挑戦です。ハワイに行くと生花のレイを頂く機会がありますが、それを日本へ持ち帰りたいと思っても難しく、悲しい思いをされた方も多くいらっしゃると思います。しかし、リボンレイはその美しさをいつまでも楽しめますし、どなたかに作っていただいた場合も、作っていただいた方の思いがいつまでも手元に残せることが素敵ですね。
いよいよ、作業開始です。まずは、各自好みの色のリボンを選び、下準備から始めます。この下準備がリボンレイの出来映えに関わってくるとのことで、皆さん真剣にボールペンでリボンに等間隔に点を打っていきます。リボンがつるつる滑るので、リボンを押さえるのに必要以上に指に力がかかってしまいました。初めから力を入れ過ぎでしょうか。完成した後に感じましたが、完成後の作品をイメージしながら作業をすると思い通りにできてくるかもしれませんね。
全員無事に下準備が終わったところで、次はその点に沿って針を進めていきます。15〜20センチほど縫ったら、右手で縫い糸の先をつかみ、左手で糸を通したリボンをつまんで花びらをつくるという作業を繰り返し進めていきます。
皆さん一心に作業を進めているので、時折、まるでカニを食べているような静寂な時間が訪れます。私は、この花びらをつくる作業のコツがなかなかつかめず、必要以上に手に力が入って悪戦苦闘してしまいました。そんな中、参加者の皆さんは器用にきれいに形を作っていきます。先生に助けを求め、ようやくコツがつかめてきた時には、参加者の皆さんはほとんど終わりに近づいており、スタッフ一同今回ご参加いただいた皆さんの熱心さ、そして器用さに感心することしきりでした。完成が近づいてきたためか皆さん、更に生き生きと楽しそうです。
花びらを全て形作った後は、最後に両側と飾りのククイナッツ、ストラップの金具を縫い付けて、仕上げに飾りのリボンを結んで完成です。
私のプルメリアは先生とはちょっと形が違う!と焦ってしまったのですが、それぞれの個性で絶対これでなくてはいけないというものではないと、先生におっしゃって頂きましたので少しホッとしました。参加者の皆さんもそれぞれの個性や思いが伝わる素敵な作品を完成され、大満足です。山本先生は、リボンレイ製作中などは徹夜をされることもあるそうです。しかし、本当にリボンレイ作りが好きなので、苦に感じることなどなく、むしろ、寝ることも忘れて夢中になってしまうそうです。
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完成したプルメリアの携帯ストラップ。 |
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完成後はお茶とお菓子でハワイ談義に花が咲きます。参加者の皆様からは、「リボンレイに興味を持っていたが、なかなか参加できる機会がなかったため、今回は良い機会でした」、「もっといろいろなリボンレイをつくってみたい」、「人にプレゼントできるまでに上達したい」、「先生、参加者、スタッフの皆さんとのお話しも大変楽しくとても有意義な時間を過ごせました」との感想をいただきました。また、講師の山本先生にも、初めてお会いした皆様と楽しく講座を進めることができたので大変喜んでいただけました。
皆さん、お疲れ様でした。今度は大きなレイにも挑戦してみたいですね!後日、早速ご自分で2つ目を完成させたと、報告してくださった方もいらっしゃいます。暑い中、遠くからお越しいただいた方もあり、本当にありがとうございました。また、今回、ご応募いただきながらお越しいただけなかった皆さん、本当にごめんなさい。今後またこのような機会を設けていきたいと思いますので、これからもハレピカケ倶楽部をよろしくお願いします。 |