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ハワイ日和
ライフガード・タワーを見に行こう! NOPU
新しいタイプのライフガード・タワー
新しいタイプのライフガード・タワー
 人々を水難事故から守るライフセーバー。そのライフセーバーがビーチを監視する場所が、ライフガード・タワーです。オレンジ色のライフガード・タワーは、ハワイのビーチではシンボルのようなものでしたが、老朽化などで新しいファイバーグラス製のものに交換が進んでいるようです。ハワイ島には、昔ながらの木製オレンジ色のライフガード・タワーは、もう7台しかないそう。無くなる前に、もう一度オレンジ色のライフガード・タワーを見ておこう、とハワイ島のビーチを巡ってきました。

KAHALUU BEACH PARK

カハルウ・ビーチパークのライフガード・タワー
カハルウ・ビーチパークのライフガード・タワー
 カハルウ・ビーチパークは、カイルア・コナの街中から車で10分ほどの距離にあります。トイレやシャワー、屋根のある休憩所など設備の整ったこのビーチは、遠浅で魚も多く、ウミガメを見ることのできる場所としても知られています。シュノーケルを楽しむ人や、家族連れに人気で、駐車場もすぐに満車になってしまうほどです。こんなに人気のビーチが、いまだに古いライフガード・タワーであるのはちょっと意外でした。私がカハルウ・ビーチパークを訪れた時は、2人のライフセーバーが、タワーの上でビーチを見守っていましたが、人が多いこのビーチはライフセーバーも一人では充分ではないのでしょう。古いタイプのライフガード・タワーでは、ちょっと狭いかな、という感じがしました。


AHALANUII BEACH PARK
アハラヌイ・ビーチパークのライフガード・タワー
アハラヌイ・ビーチパークのライフガード・タワー

 温泉が湧いていることで有名な、アハラヌイ・ビーチパークもまた、人気のある場所です。プナ地区の東端、周囲を森で囲まれた場所に、アハラヌイ・ビーチパークはあります。カハルウ・ビーチパークと違って、トイレやシャワーなどの設備があまり整っていませんが、駐車場はすぐに満車になってしまうほど人気があります。温泉が湧いているのは、海沿いにあるプールです。海から波が入ってくるため、温泉といってもぬるいプールくらいの温度ですが、海と違って身体も冷えないし波もないので、のんびり浸かって・・ではなくて、のんびりと泳ぐことができます。ここは、オレンジ色のライフガード・タワーが、とてもよく似合う場所のひとつだと思います。

ONEKAHAKAHA, CARLSMITH, LELEIWI, RICHARDSON BEACH PARK

 ハワイ島はコナやワイコロアなどの西側にあるビーチが有名ですが、東側にあるヒロの町でもビーチで泳ぐことはできます。ヒロ湾の東には、小さなビーチパークがいくつも連なっていて、地元の人たちの、憩いの場所となっているようです。ビーチでは、子供のバースデイパーティを開いていたり、夕方にバーベキューパーティをしている地元の人たちをよく見かけます。西側にあるビーチのようなリゾートな感じには、ちょっと欠ける感じはしますが、溶岩に囲まれたタイドプールは、浅くて透明度も高くシュノーケルにもなかなかいい。シュノーケルをしていて、ヒロ湾のヌシのような大ウミガメに出会ったこともあります。ヒロ市街からも近いので、ヒロでプレートランチをテイクアウトして、ビーチパークのピクニックテーブルで、海を見ながらお昼ご飯、というのも気持ちいいものです。

 オレンジ色のビーチタワーが残っているのは、オネカハカハ、カールスミス、レレイヴィ、リチャードソンの4つのビーチパーク。どのビーチパークも、ちょっとひなびたローカル・ビーチの雰囲気が、オレンジ色のライフガード・タワーにぴったりです。

オネカハカハ・ビーチパークのライフガード・タワー
オネカハカハ・ビーチパークのライフガード・タワー
カールスミス・ビーチパークのライフガード・タワー
カールスミス・ビーチパークのライフガード・タワー
レレイヴィ・ビーチパークのライフガード・タワー
レレイヴィ・ビーチパークのライフガード・タワー
リチャードソン・ビーチパークのライフガード・タワー
リチャードソン・ビーチパークのライフガード・タワー

HONOLII BEACH PARK
ホノリイ・ビーチパークのライフガード・タワー
ホノリイ・ビーチパークのライフガード・タワー

 実はハワイ島には、サーフィンに適したビーチがあまりありません。そのハワイ島の中で、ベストと言われているサーフ・ポイントが、ヒロの北にあるホノリイ・ビーチパークです。ビーチには、週末だけでなく、早朝や夕方にもたくさんのサーファーが集まってきます。崖沿いにある狭いビーチですが、ティやジンジャーなどの植栽も整備され、シャワーなどの施設もいつもきちんとしていて、サーファーのみなさんが、大切にしているビーチであることが感じられます。道路からサーフィンを見学したり、ビーチに降りて川にかかる高い橋脚を見たりと、私がヒロに行った時は必ず訪れる場所のひとつです。オレンジ色のライフガード・タワーも、サーファーを見守るように立っています。

 スタイリッシュなファイバーグラス製のライフガード・タワーは、古いタイプのオレンジ色のものより長持ちし、タワーから見渡せる範囲も格段に広く、ライフガードのみなさんも快適に監視ができるそうです。でも古いタイプのライフガード・タワーのほうが、ハワイの景色に溶け込んでいるように思えるなあ、とちょっと感傷的になったビーチ巡りでした。




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