人々が集う本屋さん

　カウアイ島の南にある小さな町ハナペペは、メイン・ストリートがハイウエイから反れた場所にあるので、気がつかずに通り過ぎてしまう人もいるでしょう。かつてハナペペは、カウアイを代表する港町として賑わっていたそうです。リフェに商業施設が集中するにつれ、ハナペペの商業は衰退していきましたが、決定的だったのは1992年にカウアイを襲ったハリケーン・イニキだったようです。私がハナペペを初めて訪れたのは、20世紀の終わり頃でしたが、イニキの襲来から既に数年経っていたにも関わらず、半壊状態で放置されている建物を多く見た記憶があります。その後、ハナペペはアーティスト・タウンとして少しずつ復興し、数年前から金曜日の夜にアート・ナイトというイベントも開かれるようになりました。観光客の間でも話題になっているアート・ナイトはどんなイベントなのでしょう、

キヘイのタウン・パーティは、ショッピング・センターの駐車場で開催

　マウイ島では金曜日の夜に、島のどこかでパーティが開かれています。フライディ・タウン・パーティは、マウイ島の地域興しを目的に、ワイルク・ラハイナ・マカワオ・キヘイの各町で夕方から夜にかけて行われるイベントです。第1金曜の夜がワイルク、2週目がラハイナ、3週目がマカワオ、4週目がキヘイ、と週ごとにパーティが開かれる場所が変わります。町によってショッピングセンターの駐車場や、道路を閉鎖した路上スペースなどロケーションも様々、場所だけでなく、出店する店やエンターティメントの内容も、各町によって違うらしいよう。全部の町のパーティに行ってみたい！　でも観光客の私は、一箇所に行ければいいほう・・・と、ちょっと悔しい思いを抱きつつ、いざパーティ会場へ。