アロハ!12月になり、街の景色はクリスマス一色ですね。わたしたちのオフィスがある銀座4丁目では毎年、宝石店の店頭に飾られるツリーが今年もまばゆい光を放っています。街行く人は立ち止まって眺めたり、写真を撮ったりしてなかなかいい雰囲気です。
さて、11月の第4週の木曜日(11月27日)はThanks Giving
Day でした。日本語では感謝祭と訳されていますよね。日本ではあまりなじみのない祝日ですが、ハワイの人たちを始めアメリカ国民にとってはとても大事なお休みのようで、以前この時期にハワイを訪れたとき、ほとんどのお店やレストランが閉まっていて、慌てたことがあります。その時‘Thanks
Giving’のホームパーティに招待してくれたアストンのスタッフの自宅にお邪魔すると普段は家を離れている兄弟や家族、親戚がつぎつぎと集まってきて手作りのターキーやお料理をみんなで食べて楽しい時間を過ごして、それはまるで、日本のお盆やお正月のようなかんじがしました。
‘Thanks Giving Day’の起源を尋ねると、信教の自由を求めて、最初に英国からアメリカに渡ったピューリタン(清教徒)たちがようやくアメリカに着いたのが12月。その年の冬はことのほか寒さが厳しく、多くの者が飢えと寒さのため亡くなってしまったそうです。そんな彼らを救ったのが先住民たちでした。狩猟や農耕、この土地で生きて行く術を得た彼らは、翌年の秋には多くの収穫を得ることでき、その収穫を喜び、神の恵みに感謝する祝宴を開いたことが‘Thanks
Giving Day’の始まりだそうです。現在では、ホームパーティを開いたり、休日直後のバーゲンセールを楽しんだり、週末の休みとあわせてショート・トリップに出かけたり、アメリカの季節行事の中でも最も大きな休日なようです。感謝祭が終わるとハワイもクリスマスの装いに一気に変わります。
さて、今回はクリスマスや年末年始のパーティのおしゃれにぴったりな日本で購入できるハワイアンファブリックのお店を紹介します。
お店といっても店舗はなく、自社のホームページだけで販売しています。お店の名前は「マハロ・サービス」。以前からアストンのお客様でもある樋口和也さんと奥様の恵さんが経営するお店です。
ハワイ直輸入の生地とその生地を使ったオリジナルドレス、ワンピース、パウスカート、フラアイテム、アクセサリーを取り扱っています。ハワイで直接買い付けてくる生地はオーソドックスな柄から珍しいものまで常時200種類以上そろっていてその上、商品の回転が速いのでどんどん新しいものが入ってきます。たくさんのサンプルを見ているとどれもこれも欲しくなって目移りしてしまうのですが、わたしが最近とても気にいったのはタトゥ柄のファブリックです。1ヤード1,000円(セール品は800円)と値段もお手頃価格です。
お気に入りの生地を選んでオーダーするオリジナルデザインのドレス、ワンピース、パウスカートも生地の柄にあわせて手で裁断し丁寧に仕上げられています。オーナーの樋口さんはもともと大手アパレルメーカーの出身、そのせいでしょうか、細かいところまで目が行き届き、できあがってきた商品が少しでも気にいらないとすぐ縫い子さんに戻してしまうそうです。だから、ドレスもワンピースもパウスカートも驚くほど縫製が丁寧できれいなんです。最近はオーダーが多くて、ワンピースで仕上がりが1ヶ月ほどかかるそうですが待つ価値は充分あると思いますよ。
またオーナーは、ホームページだけでなく日本各地のフラハラウやお教室のホイケやイベントに出張して臨時のお店をだしています。その回数年間約50回以上だとか。現場で接するいろいろな年代のお客さまの声を聴いて新しい商品作りの参考にしているそうです。最近は仕事が忙しすぎてうれしい反面、大好きなサーフィンに行くことができないと嘆くオーナーです。
フラを習っている人ばかりでなく、ハワイアンファブリックに興味ある方にお勧めしたいお店です。詳しくは、下記ホームページにアクセスしてみてくださいね。
Mahalo co ltd. (マハロサービス)
http://www.mahalo-s.com/
|