ハラウ・フラ・オ・カヴァイリウラの女性ダンサーの皆さん |
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アロハ! 私たちのハラウが主催するマカハサンズのコンサートが今年も5月30日、東京有楽町のよみうりホールで開催されました。毎年初夏に開かれるこのコンサート、当日は真夏を思わせるようなお天気で、いつも彼らがやってくると「あー夏も近いんだなぁ」と感じます。
今年もクムフラ、チンキー・マーホエ氏が率いる「ハラウ・フラ・オ・カヴァイリウラ」の女性ダンサー4名、男性ダンサー2名がステージで見事なカヒコ、アウアナの数々を披露してくれました。さすがにメリーモナークで何度も上位に入賞しているチームだなぁと思わせる素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。今年のメリーモナークには出場されていなかったので、来年にはまたぜひ出場して「おかえり!さすがカヴァイリウラ!」と観客をうならせてほしいと強く思いました。
ハラウ・フラ・オ・カヴァイリウラの男性ダンサーとライアテア
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さて、今年のコンサートで心待ちにしていたのは、ゲストシンガーのライアテア・ヘルムの登場です。というのも昨年発売されたデビューアルバム「Far
away heaven」でハワイのグラミー賞といわれるナ・ホク・ハノハノ2003年女性ベストヴォーカリスト賞と新人賞の二冠に輝き、CDで聴く彼女のファルセットボイスが素晴らしく、ライブで聴いたらどんなに素晴らしいだろうなぁ、と思っていたからです。
ウクレレを片手にステージに登場したライアテア、見たかんじは19歳の細身で小柄な女の子。でも歌いだしたら、その声はパワーフルで透き通り、しかもどこか暖かみがある。何よりも生で聴く彼女のファルセットはいったいどこまでその高音がのびるの?息が続くの?って観客の誰もが驚いたに違いありません。やはり期待していたとおり、ものすごいシンガーでした。
ライアテアはマカハサンズのメンバーをアンクルと呼んでいるそうなんですが、(ハワイでは親しい男性の年配者をアンクル、女性をアンティと呼びます)メンバーの内、ジョンとジェロームは本当に血の繋がった叔父だそうです。また、彼女自身3歳からフラを始め、ハワイアンであることを誇りに思うダンサーでもあるそうです。「来年のコンサートにもぜひまた来てね、ライアテア。」
コンサート終了後、写真撮影やサインに気軽に応じてくれるマカハサンズのメンバーとダンサーたち
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客席にはマカハサンズのメンバーとも親交が深く、コンサートに毎年欠かさずに来てくださる、元横綱の武蔵丸関、元大関のKONISHIKIさんのお二人の姿もあって、観客の求めに応じて自ら素敵な歌声を披露してくれるハプニング?もあり、会場内はハワイらしいアットホームな空気に溢れていました。
コンサートが終了すると、ロビーに設けられたCD販売コーナーにはライアテアのCDを買い求める人が集まり、用意していたCD全てをあっという間に完売してしまいました。
「ね、お客さん、ライアテアの歌、素晴らしかったでしょう!いいよねぇ」と心底うれしくなってしまったのでした。
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