ホイケが行われた、ワイキキシェル
夜は一段と雰囲気が盛り上がります(オアフ観光局提供) |
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アロハ!夏本番を迎える前にすでに暑い日が続いていますね。夏といえば、国内でも各地でハワイ関連のイベントがたくさん開かれますが、今夏は例年に比べさらに多いような気がします。また、NHK教育テレビでも7,8月短期集中のフラレッスンの番組がスタートしました。今回はアウアナだけでなく、カヒコのレッスンもあるようですよ。
さて、6月13日(日曜日)、ワイキキシェルで私たちのハラウの「ホイケ」が行われました。ホイケとはハワイ語で本来「展示」を意味しますが、つまり「発表会」のことです。
今回ホイケは、関西や九州のクラスと合同で行われたので、参加者は336人、旅行のお世話をして下さる旅行会社の添乗員さんも三人同行されるという大所帯のツアーとなりました。
ホノルルに到着した6月12日は、カメハメハ大王の偉業を称えるお祭り「キング・カメハメハ・ディ・フローラル・パレード」開催の日にあたり、ワイキキのメイン・ストリート、カラカウア通りを行進するたくさんの花で飾られたフロートやマーチングバンド、各島を代表するクイーンの登場を心待ちにする
大勢の人でワイキキは大賑わいでした。またこの日の夕方からはワイキキシェルでマカハサンズの野外コンサート『テイク・ア・ウォーク・イン・ザ・カントリー2』が開かれました。一昨年までは「マカハ・バッシュ」とよばれ、毎年この時期に開催され、マカハ・サンズのよびかけのもと人気アーティストや地元の有名フラ・ハラウも参加するロコに大人気のビッグコンサートです。今年の出演者はリム・ファミリー、エイミー・ハナイアリイ・ギリオム&ウィリー・K、ナ・パラパライ、ホオケナ、カペナ、マウナルア。フラハラウは、ハラウ・フラ・オラナ、ハラウ・ナ・マモ・オ・プアナフルとこれだけ豪華なメンバーを一度に見ることができると聞いていて出発前からとても楽しみにしていました。
まだ明るい夕方5時過ぎに会場に到着すると、椅子席はもちろんのこと家族連れで楽しむ芝生席も、ハワイアン・ミュージックを楽しもうとする観客であふれ、ビールやスナック片手にお気に入りのミュージシャンが登場するたびに声援が飛び交う、とても暖かい雰囲気のコンサートでした。
なかでも、5月に来日したライアテア・ヘルムとアンティ・ジェノア・ケアヴェの二人が同じステージにあがった時や、最後の最後にスペシャルゲストとしてロバート・カジメロが登場した時は、会場は大盛り上がりで、コンサートが終了したのは何と夜10時を回ったころでした。
アラモアナは自然光もたっぷりで
とても気持ちのいいステージでした |
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二日目の13日はいよいよ本番の日。昨晩コンサートで盛り上がったワイキキシェルで、いよいよ私たちのハラウのホイケが開かれます!これまでは東京や関西各地でそれぞれホイケが開かれていましたが、今回初めて一緒にハワイで開催されることになりました。午前9時に会場入りし、夕方5時の開演に向けて準備をすすめますが、延べ40組のリハーサルだけでも3時間以上かかり、レイや髪飾り用の生花、マイレを仕分けし、自分たちも着替えをしメイクをするうちに気がつくとあっという間に開演時間を迎えていました。
地元紙
「ホノルル・アドバタイザー」で紹介していただきました |
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実際ステージに立つと、ワイキキシェルは思いのほか大きく、屋外で自然に囲まれて踊ることはとても気持ちのいいものでした。気持ちがいいといえば、さらにその三日後、アラモアナ・ショッピング・センターのステージで踊る機会をいただいたのですが、これがさらに楽しかったのです。ステージはさほど大きくないのですが何といっても見ている方たちとの距離が近く昼間だったせいかその表情までもが手にとるようにわかり、本当に気持ちよく踊ることができました。クムがハワイでホイケを開いた理由がほんの少しわかったような気がした瞬間でした。
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