世界旅行博のハワイパビリオンでのジェイク・シマブクロさんのステージ |
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アロハ! 前回、このコーナーの原稿を書いてから、三ヶ月もの間を空けてしまいました。もちろんその間もフラ・レッスンは続いていたのですが、忙しいことを理由にカワラ版ナビゲーターこづかからの原稿依頼を、「すみませーん、次にします」、「次こそ絶対書きます」と伸ばしていたらあっという間に三ヶ月も経ってしまいました。みなさん、ごめんなさい。
この三ヶ月程の間、会社の移転や世界旅行博への出展、そしてハワイのビジネスパートナーの方々の来日ラッシュと忙しい日が続き、スタッフもほとんど全員連日残業の毎日でした。
毎週金曜日の午後7時から始まるレッスンに間に合うためには午後6時半には会社を出なければならないのですが、まさにその時間帯は他のスタッフは仕事の真っ最中!みんな、「お疲れさま〜」と暖かく送り出してくれるのですが、やはり心が痛みます。
プイリはシャンシャンシャンとたたいて音を出す打楽器です。
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さて、スタジオに着くと、ストレッチもそこそこにレッスンが始まったり、時にはレッスンがすでに始まっていて、ウォーミングアップのためのベーシック・ステップの途中から加わっていました。本当は、レッスン前に十分ストレッチをすることはとても重要です。そうしないと、思わぬケガをしたり、足を痛めてしまいますからね。また本来なら、レッスンの途中からスタジオに入る事は教えていただく方に大変失礼なことだと思います。
10月からは、プイリという楽器を使った曲のレッスンが始まりました。このプイリ(pu’ili)は、竹でできた長さ50cmほどの打楽器です。2本の竹でできた筒を両手に握り、交互にたたきながら、あるいは自分の肩をたたいたり、隣の人のプイリをたたいて音をだしていきます。「シャンシャンシャン」と、竹と竹でつくりだすなんとも軽快な音がします。
友人の作ってくれた袋に入れて大事にプイリを持ち運んでいます。満員電車中では、結構大変です。
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ほとんどのメンバーがプイリはもちろん、楽器を持って踊るのも始めてだった最初のレッスンは、もう自分でも笑うしかないというほど、ものすごく無様なレッスンになってしまいました。足のステップは今までと全く変わらないはずなのに、プイリを持ったとたん、リズムは狂う、腰は入らない、棒立ちの初心者の、いえそれよりもっとひどいことになってしまいました。どうやら、プイリは手首のスナップを十分にきかせ、ギュッと握らず三本の指でやんわりと手の中であそびがあるくらい軽く持つものらしいと、途中から分かってきました。
ところで、以前のアロハWEBカワラ版の特集「ハワイの楽器(2)メレとフラ、イプ」に、「燻る行程を省いため虫に食われたプ・イリ」の写真が掲載されています。私のプイリはちゃんといぶられているのかなぁ・・・。
肝心の練習の方ですが、「ニヶ月、僕に時間をくれ。二ヶ月でyouたちをプイリのスペシャリストにするよ・・・」というクムの言葉を信じて今日もプイリを手に練習です。でも、家で練習するとビックリする位大きな音が出ます。その内、お隣から変な音がすると苦情がくるのではないかと、心配、心配・・・
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