日本のハワイからアローハ!
日本フラ文化発祥の地とも言える「スパリゾートハワイアンズ」から、ファイヤーナイフダンス世界大会についての特別編その2回目です。
ハワイアンズでは昭和47年7月から、サモアの火の踊り=ファイヤーナイフダンスをショーに取り入れ、毎日上演しています。フラガール45年の歴史には及ばないものの、長年の間、皆様に大人気のショーアイテムです。
ハワイ・オアフ島の「ポリネシア・カルチャー・センター」では毎年1回「ファイヤーナイフダンス世界大会」が開催されています。17回目にあたる2009年の大会は、5月14日(木)から16日(土)の日程で実施されました。スパリゾートハワイアンズからは毎年ダンサーを派遣しています。
<2009年大会日程>
5月14日(木) シニア予選 ※9名が準決勝に進出
5月15日(金) シニア準決勝 ※3名が決勝に進出
ジュニア:6歳以上−11歳以下の部
ジュニア:12歳以上−17歳以下の部
デュエット:2名によるグループ競技
5月16日(土) シニア決勝
今年、ハワイアンズからは、「ケイン安斎」が大会に出場しました。
ファイアーナイフダンサー| スパリゾートハワイアンズ
ケイン安斎は、大会の2日前5月12日(火)にハワイ入りし、日本代表として、ハワイのテレビ局「KHON」、「KITV」のワイド番組に生出演し、ほかの競技者とともに、大会をおおいにPRしました。(13日早朝、アラモアナビーチパークで行われたKHONテレビ生放送出演の模様は動画でご覧いただけます。右上動画)
Polynesian Cultural Center's 17th Annual Fire Knife Championship
大会は、さながら「火の踊りのオリンピック」。子供から大人に至るまでの多彩な競技者が、太平洋地域を中心とした各地から集まります。「シニア」大会を始め、6歳から出場できる「ジュニア」大会、「デュエット」大会まで。何と!デュエットには女性も参加していました。
日本人の期待を背負って「シニア」予選大会に出場した、ハワイアンズ代表:ケイン安斎の演技はダイナミックそのもの。観客へのアピールも素晴らしく、期待通りの内容に会場も大興奮でした。一丁ナイフから二丁ナイフへの展開もスムーズ、最後は得意のバク転で締めました。 すべての参加者の演技が完了し、予選大会が終わったのは深夜23時過ぎ。ケイン安斎は、残念ながら準決勝進出ならず。改めて世界の壁を感じた瞬間でした。
結局、3日間の世界大会を制覇し、見事ワールドチャンピオンになり賞金4,000ドルを勝ち取ったのは、ハワイ・オアフ島在住の19歳、Mikaele Oloa。2005年、2006年の大会に続き、実に今年で3回目の優勝です。彼は、3歳からナイフダンスをやっていたそうです。
ハワイ大好きの皆さん! 「ポリネシア・カルチャー・センター」で、世界で最も「熱い」イベント=「ファイヤーナイフダンス世界大会」を体感してみてはいかがでしょうか? 同センターのサイトには、大会特集ページや大会ブログもあります。
大会特集ページ:2009 World Fire Knife Competition at the Polynesian Cultural Center
ポリネシア・カルチャー・センター・ブログ:Polynesian Cultural Center blog
日本でファイヤーナイフダンスを毎日観ることができる唯一の場所「スパリゾートハワイアンズ」では、東京・新宿・渋谷(8月30日より運行開始)・横浜・さいたま・西船橋から、何と交通費無料の送迎バスを運行(※宿泊者限定です)していますので、チェックしてみてください。
お知らせです。フラ・ミュージアムでは、8月26日までの期間限定で、「高木夕可里 ハワイアン・レイ写真展」を開催中です。高木さんのレイの数々を、フリー写真家「山家学さん」が撮影した作品約20点が展示されています。※作品は販売も行っています。
高木さんは、LEI KUI、LEI HAKUなどといった伝統の手法を使い、日本ならではの素材などを、ハワイアン・レイとして表現しています。
フラ・ミュージアム(スパリゾートハワイアンズ内)
〒972-8555福島県いわき市常磐藤原町蕨平50番地
TEL: (0246)43-3191(大代表)
URL: http://www.hawaiians.co.jp
ミュージアム開館時間: 10:00〜18:00
※ハワイアンズの営業時間は曜日によって変動
※ハワイアンズの入場料のみで観覧可 |