SAFE
WAY がある Kauai Village のはた |
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日本は梅雨入りとトモダチからメールの届く日々。カウアイでもここのところ雨が続いている。雨が降ると野菜畑に水をやらなくてすむので、横着な私にとって朝の雨は、まさに恵みの雨である。SARSの方も若干は落ち着いてきているのか、ハワイに来るアメリカ本土や日本からの観光客も復帰の兆しを見せているらしい。そういえば、心なしか最近、日本人観光客が増えているような気もする。「最近、日本人をわりと見るよねぇ」と主人に言うと、「どれが日本人で、どれが中国人か、アジアの人はぜんぶ一緒に見える」と言われてしまった。たしかに、わかりにくい。でも日本人の私には、「あ、日本の人だ」とわかるんだなぁ。顔つきや肌の色といった身体的特徴で分かるというよりは、表情とかしぐさとか、その身のこなしが日本人は、とっても日本人な気がする。
で、日本人をどこで見るかというと、たいがいは「スーパー」で見る(もちろん、私は観光地に出かけていくわけではないので、そういうところで見る可能性も低いのだけれど)。たまたまレジで前後に並んだりすると、何を買っているのかなぁ、とお行儀悪くのぞき見をして観察してみる。すると、普通の食材を購入している人が多い。ということは、コンドミニアムなどのキッチン付き宿泊施設を利用している人もわりと多いのかなと、想像したりしてみる。個人的に私は、そういう「暮らすように旅する」スタイルが大好きである。ということで、今回はカウアイのスーパー特集をやってみたい。
カウアイの…と言っても正確には、カウアイ東海岸のスーパーの、特集です。まずは、もっとも集客を集める「Safe
Way」。24時間営業で、ロコおよび観光客に人気のあるスーパー。いつもたくさんの人で賑わっているのだけれど、その理由は、価格の安さとサービスの良さだと聞いたことがある。従業員はみんな親切で、買い物をしていて気持ちのいいスーパーだ。規模が大きく、品揃えも豊富。カパアの町の中心部にある「Kapa'a
Village」の中にあり、とくに東海岸沿いのコンドミニアムなどを利用している人には便利だ。
ここのお肉屋さんコーナーにはドドンっと迫力のある肉のかたまりが、これでもかと並べられて売っているけれど、店員に言えば、欲しいだけの分量で売ってもくれる。さらに便利なのは「薄切り」をしてくれること。日本人にはお馴染みの「牛の薄切り肉」「豚の薄切り肉」は店頭ではまず売られていない。ある日、「薄く切ってほしいんだけど」と言ってみたところ、「Shabu-Shabu?(シャブシャブ)」と聞かれて、こっちがビックリしてしまった。注文に応じて、向こう側が透けるほど薄くも切ってくれる。そういえば、L.A.に住む私のトモダチは、薄切りを注文しても限度があって、日本で売られているような薄切りはムリみたい、と残念がっていた。たしかにここのお肉屋さんでも多少の当たりはずれがあって、その日の担当がアジア人系のオジサンの日は「スバラシイ」薄さで、どのお肉が薄く切るのに向いているかなんて、教えてもくれる。
SAFE
WAY と同じショッピングセンターにある Longs Drugs |
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入り口をまっすぐ行って突き当たった右側がパン・コーナーで、ベーグルやドーナッツ、フランスパンなどが売られている。いろんな種類のベーグルを単品でピックアップできるのは、スーパーではここだけ。またセール品の表示があってもセール価格で買えるのはメンバーだけなので、要注意。レジで聞けば簡単にメンバー登録できるのでぜひメンバーカードをゲットしてお買い物してほしい。とくにコンドミニアム宿泊などで、買い物頻度が高くなる場合にはお忘れなく。モノによってはぜんぜん値段が違います。私の場合、日本国内でも海外でも、旅はスーパーから始まる、と言っても過言ではない。とくに海外の場合は売られているもののすべてが興味深くて、その土地特有の食べ物や、あるいは食べ方なんかが分かってほんとうにおもしろい。
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