「Kauai Design Center」内「South China Sea」の中にはいろいろな
家具がならぶ
空港からハイウエイを北上して、セイフウエイやフードランドのあるワイルアやワイポウリを過ぎて、さらに5分ほど車を走らせると、カパアの町に入る。ハイウエイ沿い右側にあるレストラン「ONO Family Restaurant」(オノ・ファミリー・レストラン)から、「Kapaa beach Park」(カパア・ビーチ・パーク)までの一画がそれで、よく言えば雰囲気のある、別の言い方をすれば少しひなびた雰囲気のお店が軒を連ねるコンパクトな一画だ。ペンキ塗りのお店が道沿いに並んでいて、フルーツスタンドからお土産物屋さん、レストランやカフェなどがある。車を停めてホロホロと歩くのにちょうどいい広さであり、実際にホロホロしている観光客をよく見かける一画でもある。
この中で「South China Sea Trading Company」(サウス・チャイナ・シー・トレーディング・カンパニー)という輸入ものの小物や家具を扱っているお店をのぞく。
この1階が「South China Sea」。お店に並んでいるものから、輸入されてお店にならぶのを待っているものまでひとしきり見てまわった。気に入ったものは、もちろんあった。あったけれど、でも予算の都合もあって、いちばんのお気に入りは断念。バンブー素材のカウチとコーヒー・テーブルを頭にとめて、この日はお店をあとにした。いちおう、ダンナさんの意見も聞かないといけないかな……と思ったのだ。
「South China Sea」のハイウエイ沿い店の外観
この「Kauai Design Center」にはほかにもテナントでお店が入っていて、2階には生地を扱っているお店「Lihue Street Design」(リフエ・ストリート・デザイン)があり、ここに行くと、ハワイ柄の生地なども置いてある。また、このお店もハイウエイ沿い(北に向かって左側)にもお店があり、アンティーク・ハワイアン生地などを扱っている。アンティーク・ハワイアン生地は価格もそれなりだけれど、色使いや柄の配置が上品で、どれも雰囲気のあるものばかり。見ていて飽きない。カウアイでは、この日、3週間ほども続いた雨が久しぶりに上がって青空が広がっていた。カラっとした空気の気持ち良さに背中を押されて、少し、久しぶりにカパアの町をホロホロしてみることにした。(次回へ続く)