* 現在、リリコイ・カフェは休業しています
湘南には多くのハワイアン・レストランやハワイアン・ショップがありますが、今回は神奈川県逗子市のハワイアン・カフェ「Lilikoi
Cafe(リリコイ・カフェ)」をご紹介します。
東京からJR横須賀線でおよそ一時間。鎌倉を過ぎ鎌倉時代の七切り通しのひとつ、名越切り通し下のトンネルを抜けると程なく逗子に到着。JR逗子駅から徒歩5〜6分、京浜急行の新逗子駅からも徒歩7〜8分。「太陽が生まれたハーフマイルビーチ」と言うキャッチフレーズを持つ逗子海岸からも徒歩圏内の、池田通りに面したビルの2階にリリコイ・カフェはあります。この池田通りは、通称「マハロストリート」と呼ばれていて、商店街ではアロハシャツ姿の方々をたくさん見かけました。
リリコイ・カフェのオーナーは、フラをされている方にはおなじみの雑誌「フラレア」の創刊時に編集に携わったそうで、お店のスタッフもほとんどがフラの踊り手。そのためか、お客さまにもフラをやっている方が多く、週末には店内でウクレレを奏でてみなさんで踊ったりとてもにぎやかになります。フラを習っている方は、違う教室の方とお付き合いをする機会が少ないとのこと。ここでみなさんが一堂に会するのはすばらしいことだと思います。次回は是非、にぎやかな週末にお伺いしてみたいものです。
さて、気になるメニューは人気の手作りパンケーキやプレート料理、各種デザート、トロピカルドリンクなどのソフトドリンク、そしてトロピカルカクテルや各種お酒類があり、開店から閉店まで同じメニューを楽しめます。いちおしの人気メニューはボリューム満点のパンケーキ。とにかく日本ではめずらしい、ハワイアン・サイズのパンケーキが食べられるとあってわざわざ遠方からお越しになる方もいらっしゃるとのこと。また夜、お酒を飲むだけではなく、パンケーキを召し上がりに来られるお客さまもいらっしゃいます。
今回「チョコレート・バナナ・パンケーキ」をいただきましたが、店長さんが試行錯誤の末に見つけた配合の生地を使っており、日本のパンケーキのように甘くなく、ちょっと塩味がします。その塩味とトッピングされたバナナ、甘いチョコレートとバニラアイスが絶妙のバランスで、なんとも言えぬおいしさです。一見すると女性にはとても無理と思わせるかなりのボリュームですが、一気に食べられてしまうのはこの生地が甘くないところにあるのかもしれません。日本のパンケーキ・ミックスのように甘い生地のパンケーキですと、そんなに多くは食べられないですよね。是非機会がありましたら皆さんにも召し上がっていただきたいお味です。是非、お腹をすかせてお出かけください。
その他のメニューもフィリピン系ハワイアン料理や醤油で煮たものなど、一貫して手作りにこだわっており、私たちはプレートのなかでも人気メニューの一つでボリューム満点の「ロコモコ」もいただきましたが、このロコモコのパテもタネから作っていらっしゃるそうです。また、ハンバーグがほんのりカレー味になっていて、オリジナリティがあります。ハワイのロコモコと比べるととても食べやすかったです。
またお店では、今人気のレイメーカー、大谷幸生さんが月一回、曜日不定期でレイメイキングのお教室を開いていらっしゃいます。ファンの方はお店で会えるチャンスもあるかもしれませんね。
これから秋になると、逗子の隣町の鎌倉もとてもよいシーズンですね。鎌倉散策の際にもお立ち寄りいただけますので、皆様も「リリコイ・カフェ」で本場ハワイの食事を楽しみながら、ハワイに居るような気分に浸ってみてはいかがでしょうか。
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