ハワイの自然、文化、歴史がテーマのアロハWEBカワラ版
目次
【バックナンバー】
特集:知る・歩く・感じる
キルト・パラダイス
ハワイ日和
ミノリのカウアイ日記
アロハ・ブックシェルフ
ハワイ・ネットワーク
新定番!ハワイのおみやげ
スタッフルーム
アロハ・ピープル
フラ・ミュージアム通信
【ホクレア号】
ホクレア号横浜到着
ホクレア号での航海生活
ハワイの食卓
スタッフのいちおしハワイ
ハレピカケ倶楽部
アロハ・コラム
パワー・オブ・ハワイ
私のフラ体験
ハワイ日系移民の歴史
アストン・ストーリー
>アイランド・クローズアップ
ハワイ島編
マウイ島編
ホロホロ.ハワイ
カワラ版 トップページ
バックナンバー
クリック!
 
RSS1.0
第11回 フラレア主催イベント HAPPY HAWAIIAN DAY!  
大賑わいのクラフト会場

 去る2006年10月28日(土)、品川プリンスホテルにて、雑誌フラレア主催のイベント、第2回「ハッピーハワイアンディ!」が、開催されました。アロハカワラ版でチケットの読者プレゼントを行ったところ、沢山の方からご応募いただきました。一昨年は台風に見舞われたとの事ですが、今年は天候に恵まれ、昼・夜2回の公演に、多くのフラ愛好者が集いました。品川駅を降りると、早くも「ハッピーハワイアンディ帰り」と思われる方々を沢山見かけ、なんともわくわくした嬉しい気持ちになりました。今回私達は午後の部にお邪魔したのですが、開場時間の前からすでに長い列が!そうです、なんとこのイベントでは、先着1000名にシルクレイのプレゼントがあったのです。

レイメイキング教室では髪飾りを作っていました

 そんな長蛇の列を横目で見つつ、まずはクラブexで行われていた、クラフト会場に行ってみました。中に入ると、22店舗ものハワイアン・ショップが並び、早くも熱気に包まれていました。フラレアのブースでは、バックナンバーや、アロハカワラ版でもお馴染み近藤純夫さんの最新本「フラの本」などが並べられ、他にもパウ・スカートやCDなど、フラに欠かせないグッズを扱うお店がズラリと並んでいました。まさに、フラ・ダンサーのためのショッピング・エリア、一つ一つのお店を見て回るだけで、踊りだしたくなってしまいます。さらに、2階にはマナカード・リーディング(占い)、ハワイアンのモチーフが可愛らしいネイル・サロン、ロミロミ・マッサージ、リボンレイ、そして生花を使ったレイ・メイキングや髪飾り作りなど、ハワイアン・カルチャーが体験できるコーナーも設けられていました。

 さて、開場までクラフト会場でお買い物を楽しんだ後、シルクレイをいただいて、会場の中に入ると、すでに多くの方がいらっしゃいました。ハワイ政府観光局のイメージビデオが流れるスクリーンを眺めながら、ピクニックのように床に座って、開演を待ちました。スクリーンが消え、会場が暗くなり、まずは、オープニング・オリ。フラの大会や発表会では、このようにオリを以ってイベントを開始します。会場が神聖なムードに包まれたところで、まずは2000年ミス・アロハ・フラ、テハニ・ゴンザードさんと、カマカ・クコナさんによるカヒコが披露され、息を呑むようなその美しさに圧倒されてしまいました。

ヒューエットさんのお嬢様ウラさんの美しいフラ

 次は、ハワイから来日されたクムフラ、カワイカプオカラニ・ヒューエットさんによるフラ&ライブパフォーマンス。一曲目は『Poliahu』。素敵な歌声の女性は、なんとヒューエットさんのお嬢様ウラさんだったそうです。流れるような手の動きと、優雅さに会場中が注目する中、クムはステージから降りてフロアでも踊ってくださり、会場中から大きな拍手が。こんなに近くで、偉大なクムのフラを見られるなんて感激でした。じっと美しいフラを見ていると、今まで座っていたフロアを忘れ、まるでハワイの美しいビーチや、青々とした芝生の上に座っているような錯覚に陥ってしまいました。

カネ・フラ・ダンサーズによるパフォーマンス(夜の部より)

  優雅なフラを堪能した後は、今注目されているカネによるフラ・パフォーマンスでした。現在、女性が占める割合が圧倒的に多いフラ人口ですが、元来フラを踊ることを許されていたのは男性のみでした。フラレアの編集長である平井さんも、フラレアHPに“踊る編集長日記”を掲載されている、カネ・フラ・ダンサーです。「フラレアはカネ・ダンサーズを応援します!」ということで、今回は昼・夜併せて6つの日本のハラウから男性チームがパフォーマンスを披露しました。まず最初のチームがステージに上がると、会場からは「かっこいい」と歓声が上がり、神聖なカヒコ(古典フラ)に釘付けになってしまいました。ピシッとした力強い動きは男性ならでは、本当に素晴らしいパフォーマンスでした。その後も、プイリを使ったアウアナ(現代フラ)を披露したチームや、ウリウリを使ったカヒコを踊りあげたチームなど、まだまだ見る機会の少ない日本のカネ・フラの世界を堪能する事ができ、大満足でした。カネの後は、美しいタウポウさんの歌声とフラに酔いしれました。

クム達による豪華なステージ

 そしてお待ちかねの、クム・フラ達の登場!今回は、ハワイからなんと、ウルヴェヒ・グエレロさん、カマカ・コクナさん、リッチ・ペドリナさん、プエオ・パタさん、テハニ・ゴンザードさんが来日し、特別にパフォーマンスを行いました。「こんな豪華な顔ぶれ、ハワイでもめったに見られませんよ!」とMCのヴァンスKさん。まさに、夢の競演でした。次々にステージに登場するクム達の素晴らしいパフォーマンスに、会場中から拍手と歓声が送られ、最後はリッチさん、カマカさん、プエオさんの3人が、ウルヴェヒさんの美しい歌声に合わせて踊りました。それぞれ振りは違ってもアロハの心はひとつです。さらに、ウルヴェヒさんもウクレレを置いて踊り始め、思わぬサプライズに大きな拍手が巻き起こりました。

テハニさんによるフラレッスン
来場者もステージに上がってのメレ・フラ・タイム
フィナーレ"ハワイ・アロハ"を大合唱しました

 もうこれだけで十分ハッピーになれた豪華なショーですが、この後も、フラ・イベントならではの、踊りながらのファッションショー、テハニ・ゴンザードさんによる、楽しいフラ・ワークショップなどが続きました。ファッションショーは、実際にコスチュームの揺れやステージ上での表情をチェックでき、次回のホイケの参考になったのではないでしょうか?さらには、会場の皆さんがリクエスト曲に合わせてステージで踊るメレフラ・タイムなどがあり、笑顔で踊る皆さんがとても印象的でした。中には、「2015年のミス・アロハ・フラ!」と大人達を唸らせたケイキ・フラ・ガールズもいましたよ。

 現在、日本のフラ人口は50万人とも言われています。この「ハッピーハワイアンディ!」のように、日本に居ながら本場ハワイのフラに触れられる機会も多くなり、ハワイ好きには嬉しい限りですね。これからもますます、世界中でアロハ・スピリットを分かち合えるイベントが増えていく事でしょう。その中でも、やはりフラ雑誌の大御所・フラレアのイベントだけあって、大満足の4時間でした。今回見逃してしまった皆さん、次回はぜひご参加ください!

◆フラとハワイのビジュアルマガジン
  「フラレア」オフィシャルサイト

 http://www.hulalea.com/


近藤純夫さんによる雑誌「フラレア」編集長 平井幸二さんインタビュー

「ハワイ・ネットワーク」ではハワイ関連のサイトやショップなどをご紹介しています
第1回: 「ハワイの神話と伝説」 2003年6月5日
第2回: 「あろは村」 2003年7月17日
第3回: 「見て、聞いてハワイのパワーを感じよう」 2004年4月15日
第4回: 横浜・元町のハワイアンショップ「ハワイ・ラニ」 2004年6月3日
第5回: 「フラ・ブック」でおなじみのアイリーン・ハウオリさん 2004年8月19日
第6回: ラニ・マーケット・ハワイ 2005年6月2日
第7回: ウクレレショップ PoePoe(ポエポエ) 2005年7月21日
第8回: Lilikoi Cafe −リリコイ カフェ 2005年9月1日
第9回: マーク・スワンソンさんインタビュー 2006年3月2日
第10回: 
 元ファイヤーナイフ・ダンス世界チャンピオン デイビッド・ガレアイさんインタビュー
2006年5月18日
 

個人情報保護の方針 クッキーの利用について
Copyright (C) 2002-2003 PACIFIC RESORTS.INC., All rights reserved.