今年初の試み、メリー・モナークとナ・ホク・ハノハノ・アワードの上位入賞者が一同に会する夢のイベント、フェスティバル”ナ・ヒヴァヒヴァ・オ・ハワイ”が10月3日〜5日の3日間、東京のJCBホールで開催され、編集部は10月3日の「カヒコ・ナイト」にお邪魔しました。
ハワイで観戦するのが難しい、メリー・モナークやナ・ホク・ハノハノ・アワードの上位入賞者のパフォーマンスを間近に観る事ができるとあって、会場は大入り、全体的にフラをやっている女性が多かったように見受けられました。
イベントはナ・ホク・ハノハノ・アワードのテレビ中継でも司会を務めたBilly Vさんの司会で進められました。はじめに、暗闇にクムのチャントが響き、ミス・アロハ・フラのカリマクヒラニ・アケミ・カラーマナマナ・スガヌマさんが登場しました。彼女の圧倒的な存在感が視線を釘付けにします。彼女のカヒコを見ていると、代々伝わるフラの精神を引き継ぐ、独特のオーラを感じます。
そして、カネ、ワヒネのパフォーマンスが続き、休憩を挟んで、今年ナ・ホク・ハノハノ・アワードで5部門もの賞を獲得した、ホク・ズッターマイスターさんが登場。ここでカヒコの雰囲気が一転し、心地よいハワイアン・ミュージックに癒されます。クイポ・クムカヒ&ザ・ハワイアン・ミュージック・ホール・オブ・フェイム・セレネーターズは日本語の歌も披露し、観客も手拍子で応え、会場を盛り上げていました。
後半は ケ・カイ・オ・カヒキ(クム・フラ:オブライアン・エセル)のカネとハーラウ・ナー・マモ・オ・プウアナフル(クム・フラ:サニー・チン)のカネとワヒネのグループでした。さすがに観る側の心を動かす素晴らしい演出で、彼らのパフォーマンスに一気に引き込まれました。ステージは装飾を控えた非常にシンプルなつくりで、出演者の一挙手一投足に集中して観ることができました。また、ホールは最新の音響設備で、音声が非常にクリアで会場に澄んだチャントが響き渡っていました。東京の最新設備のホールでハワイの最高のパフォーマンスを観るという、いいとこ取りのこのイベント。今回が第一回目ですが、ハワイ好き、フラ好きが毎年心待ちにするイベントになればと思います。
プログラム
ミス・アロハ・フラ |
カリマクヒラニ・アケミ・カラーマナマナ・スガヌマ
(クム・フラ: アロハ・ダリレイ) |
カネ |
ハーラウ・ケ・キアイ・ア・オ・フラ
(クム・フラ: カピオラニ・ハオ) |
ワヒネ |
ケオララウラニ・ハーラウ・オーラパ・オ・ラカ
(クム・フラ: アロハ・ダリレイ) |
ワヒネ |
ハーラウ・フラ・オラナ
(クム・フラ: ハワード&オラナ・アイ) |
ナホク |
ホク・ズッターマイスター |
ナホク |
クイポ・クムカヒ&ザ・ハワイアン・ミュージック・
ホール・オブ・フェイム・セレネーターズ |
カネ |
ケ・カイ・オ・カヒキ
(クム・フラ: オブライアン・エセル) |
カネ・ワヒネ |
ハーラウ・ナー・マモ・オ・プウアナフル
(クム・フラ: サニー・チン) |
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クイポ・クムカヒ&ザ・ハワイアン・ミュージック・ホール・オブ・フェイム・セレネーターズ |
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