|
寺院入り口 |
|
アースキーパー・クリスタルは、カウアイ島ワイルアを走るルート580(クアモオロード)を登った、住宅街のはずれのヒンドゥー教寺院に奉納されています。
ワイルア川の流れは、人間の身体のチャクラに対応しているといわれ、ヒンドゥー教寺院の位置は、とても重要な場所にあたり、そこに奉納されているクリスタルのエネルギーはとても素晴らしいも力があるそうです。
|
アースキーパー・クリスタル |
|
この寺院にクリスタルが奉納されるまでには、とても不思議ないきさつがあるそうです。ある日、寺院のスワミが、ご神体としてクリスタルを置きなさいという夢を見たそうです。同時にカウアイのクリスタル・ショップの女性オーナーも全く同じ夢を見たそうです。この不思議な夢をもとに、直感で、クリスタルが米国のとある場所にあると感じ、訪ねたところ、夢に現れたクリスタルがみつかったそうです。
アースキーパー・クリスタルと言われている、六面体の巨大クリスタルは、重さ約318Kg、高さ約1m。この大きさになるには、約5千万年ほどかかるそうです。まさに聖なる創造物と言えますね。このクリスタルの放つ波動は意識の進化を加速させ、とても良いエネルギーを放っているそうです。
|
寺院内のカルデラ湖 |
|
私たちは、この寺院を取材中、とても親切な僧侶さん(ナンディさん)に出逢う事ができ、この寺院にまつわる様々なお話を伺うことが出来ました。お話の途中で、席を外されたナンディーさんは、カート(ゴルフ場のカートのようなもの)に乗って戻ってこられ、今度はカートで寺院内を走り回って、案内して頂きました。寺院庭園内にはあらゆる種類の花々が咲き乱れその周りはツタに覆われた自然の熱帯雨林が広がっています。またワイルア川の支流が流れ込み、太古の噴火でできたカルデラに流れ込み湖となっています。
また、寺院敷地内では、現在、「アースキーパー・クリスタル」を納めるための新寺院を建築中です。寺院建設用の大理石は、インドで切り出し、代々世襲制で、ヒンドゥー教寺院の彫刻を続けている職人さんによって彫刻されています。その後パーツに分けられ、はるばる船でカウアイ島まで運ばれ、職人さんたちが、一つ一つそれを組み立てているそうです。私たちが訪れた際も、数人の職人さんがコツコツと石を調整しながら積み上げるという、気の長くなるような作業を行っていました。完成予定は2007年。見学の途中、大理石を積み上げる際に削ったかけらを頂きました。今でも大切にお財布の中に入れて持ち歩いています。本当にありがとうございます。ナンディさんに、カウアイ島で一番好きなところを伺ったところ、なんと偶然にも「フラの神殿」だったんです。私たちが「フラの神殿」にたどり着けたのも、ナンディーさんが書いてくださった「フラの神殿」への地図のお陰です。
|
ナンディーさんの後姿 |
|
取材の際は、自分たち用の大理石のかけらを頂きましたが、訪れることの出来なかった日本でお留守番中の仲間達にも、是非持ち帰りたく、取材の次の日、再びヒンドゥー教寺院を訪れました。ナンディーさんは、即、快諾され、再び自らの運転でカートに私たちを乗せて新寺院建設現場に連れて行って下さりました。帰りがけに身体の具合の悪い母の話をすると、今度は小さなクリスタルのかけらを3つ手渡され、「全部お母さんにあげるんだよ。きっと良くなるよ」と言ってくださいました。私は癒されたと同時に、何かが解放された不思議な気分に満ち溢れ、しばらくの間涙が止まりませんでした。今でも、思い出すと癒しのエネルギーに満たされます。
ヒンドゥー教では、肌をさらすことは禁じられています。訪問する際は、男女とも長袖とロングパンツの着用をするか、パレオのようなもので身を包んでください。また、お祈りをしている方もいらっしゃいますので、くれぐれも秩序を持って見学してください。寺院は、どなたでも見学することができますが、大人数での訪問は避けましょう。寺院内のツアーも実施していますが予約が必要です。
|