手作りクリスマスリース

メレ・カリキマカ！ カワラ版の読者の皆様、お元気ですか？

　今年もクリスマスの時期が来ましたね。アメリカでは１１月の感謝祭の後、あっという間にクリスマスです。通常感謝祭のすぐ後には生のクリスマスツリーが売られ、街はクリスマスのイルミネーションで飾られます。 暖かい南国のクリスマスですが、やはりロマンティックですね。ハワイのクリスマスイルミネーションは私のお気に入りとなっています。

今年のクリスマスツリー

　さて、この時期、クラフターは腕の見せ所！ハワイアンキルトのプレゼントを差し上げるのは毎年の行事のようになっています。ただ、ハワイアンキルトのプレゼントは、夏くらいから計画を立てて、作らないと間に合わないので結構大変なのです。今年は家のドアに掛けるリースを作りました。 そしてもちろん、クリスマスツリーは生の木を買って来ました。 お部屋の中が松の木の香りで一杯です。この香りを嗅ぐとクリスマス！という気分になります。木の下にはかなり前に作ったキルトのツリースカートを飾ります。

キルトのクリスマスツリースカート

　今年はキルトの他に、クロシェイレイ（かぎ針で作る毛糸のレイ）も作れるようになりました。これはローカルの人にとても人気があるので、ローカルのお友達やお世話になったアンティーたちのクリスマスプレゼントになります。本当は生花のレイがいいのですが、すぐに枯れてしまうし、急なおしゃれにはこのクロシェイレイが最適なのです。お揃いのスクランチー（髪にとめるゴム）も作りました。ちょっとハワイの雰囲気を出すには最適のプレゼントです。そしてとても簡単に作れるのです。 すべてお金で物が買える世の中ですが、心を込めて、何かを作って差し上げるというのも、素敵なプレゼントだと思います。

手作りクロシェイレイとスクランチー

　今年のクリスマスカードも家で作りました。私のデザインしたプルメリアのレイのようなキルトのパターンを使いました。今年は本の出版もありましたし、大勢の方にたくさんサポートしていただきましたので、その方達にカードを送りたかったのです。

今年のクリスマスカードのデザイン

　来年もハワイアンキルトを通じて、たくさんの方々とお会いしたいと思っています。今年の目標であった、作りかけのキルト達はほとんど完成しました。 ただ、７年越しのキングサイズベッドキルトはまだ仕上がっていません。 来年は完成しますように。そして皆様にとって素晴らしい２００５年になりますように。今年もありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。アン