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第22回「夏の癒しのハワイスポットとハワイアンキルト」 アン

キングストリートのレインボーシャワーの花

 カワラ版読者の皆様、お元気ですか? ハワイの夏は真っ盛り。先週まではシャワーツリーの花があちらこちらで満開でした。このシャワーツリーもいつかキルトのデザインに使いたい素材の一つですが、花が細かく、なかなかデザインには難しいので、毎年先送りにしています。さて、今日はハワイで涼しくなれる、夏の癒しのスポットとキルトをご紹介しましょうね。

 ハワイの夏は太陽がサンサンと照りつけ、日中日向はとても暑いです。が、一歩木陰に入ると、さらっとした貿易風が通り抜け、とても涼しいのです。カピオラニ公園などで散歩していると、大きな木の下はオアシスのようです。ワイキキから歩いて行けるカピオラニ公園は今シャワーツリーの花が満開で、その花や葉がそよそよ揺れる様子を見るだけで、涼しく癒されます。ハワイに住んでいても、いつも仕事に追われ、忙しい毎日を送っている私にとって、公園の散歩、トレッキング、植物園の散策は心が癒されるひとときです。

ライアン演習林で見つけたインドネシアン・ワックス・ジンジャー

 先日、母が日本から遊びに来ていました。私のキルトのイベントの手伝いに来てもらっていたのですが、結局、ハワイに来るといつもの事ながら、ここあそこと、超過密スケジュールで動きました。この時期は他の季節と違い、花は満開、緑は濃いということで、母も居ても経ってもいられない状態だったのでしょう。私が居ないと行けないという「ライアン演習林」が最初のリクエストでした。前に一度「ライアン演習林」のお話をしましたが、ここは一度行っていただきたい、ヒーリングスポットです。(休園していましたが、開園しています)緑が濃く、30分ほど歩くだけでも、森林浴はできると思います。ふと気がつくと2時間以上、散策していました。勾配がなだらかなので、ゆっくりと散策を楽しめると思います。ハワイアンキルトのデザインとして、今までキルティングをした事がある、親しみ深い植物が目白押しで、母は実際の目で見れたことをとても感動していました。ジンジャーも種類が豊富にあり、私も何回訪れても楽しめます。まさに癒しの空間です。(ただし、蚊が異常に多いので、虫除けスプレー、長袖、帽子は必須です)

多分コマーシャルに使われたと思われるモンキーボッドの木

 そして「この木なんの木」で有名な「モンキーポッド」の木を見に、モアナルア・ガーデンに行きました。公園の中には大きなモンキーポッドの木があちらこちらにあります。一体テレビのコマーシャルではどの木が使われたのだろう? いつ行っても結論は出ず、何だかんだと話しながらガーデン内を散策します。大きなモンキーポッドは樹齢が100年以上だと言われ、大きなキノコのようなかさの広さは30メートル以上あると思います。木の葉の下は大きなオアシスで、涼しい心地よい風を感じられます。形の良いモンキーポッドは、やはり木の中心を基本に、右と左のバランスの良い木です。右は大きいが左が小さいなどという木もあるんです。やはり一番バランスの良い木の前で記念撮影です! やっぱりこういうところにミーハーな私が出てしまいますね。(笑)母はこの後、両手をあげた姿の、すごい写真を撮ってもらっていましたが。。(苦笑)

モアナルア・ガーデンのパンノキ(ウル)

 モアナルア・ガーデンでは他の植物も見る事ができます。ガーデンの入り口には今、満開のピンクと白のシャワーツリーがありました。そしてガーデンの中程には「パンノキ(ウル)」もあります。大きな実をたくさん付けたパンノキ(ウル)は緑の大きな葉もそよそよ揺れていました。ハワイアンキルトでは必ず使われるパンノキ。キルトをしている人は、一度必ず見てみたい植物の一つですね。一度もパンノキの実を食べた事がない私は、いつか食べてみたいと思うのですが。。昔のハワイの人は、主食代わりに食べたと言います。今でもハワイアンの人はこれを焼いて食べたりするので、ビショップ博物館のパンノキの実はいつの間にかなくなってしまうとか。。もちろんビショップ博物館も行きました。入り口の大きなパンノキも、大きな実を付けていました。

私のデザインのパンノキ(ウル)のベビーキルト

 他にはエマのサマーパレス、フォスター植物園、ホオマルヒア植物園、カワイアハオ教会などではいろいろ植物を見る事ができ、ヒーリングスポットになる場所はたくさんあります。ハワイアンキルトのデザインになる植物と花を見たら、やはり写真を撮っておきましょう。後にキルト製作でとても活躍するからです。葉や花の詳細を見て、キルティングラインに使う事はとても有効です。リラックスして癒されに行く、ヒーリングスポットもどうやら私にとっては、キルトの材料を探しに行く、素材探しになっているようですね。でもこれがあるからこそ、癒され、ハワイアンキルトを続けていけるのでしょう。パンノキのベビーキルトです。これも何回も違う場所で出会った本物のパンノキのおかげで完成しました。癒された証ですね。素敵でしょう?

アン

【アロハWEBカワラ版-アロハ・ブックシェルフ】
アン(藤原小百合)さんのハワイアンキルトの本をご紹介しています。
-> 「のんびり、チクチク ハワイアンキルト Anne's Hawaiian Quilt」

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