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皆様アローハ! 2006年もすでに1月後半です。 今年の計画は立てましたか?
私はやはり毎年同様、作りかけのキルトの完成と、新しいハワイアンキルトのデザインの作成でしょう。ハワイアンキルトのスタジオ兼ショップの夢は実現したいです。そして、ハワイアンキルトだけではなく、ハワイアンキルトを何かの形で楽しむことをしたいと思います。
さて、今年に入り、ハワイアンキルトでレッスンバッグとクッションカバーを完成させました。不思議な事に他の事が忙しい時こそ、ハワイアンキルトに熱が入るようです(笑)。制作意欲は今も健在です。
完成したキルトのデザインは2つともヘリコニアです。
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へリコニアはハワイの至る所で見ることができます。この写真はライアン演習林で撮影したものですが、上から下に下がっているものや、下から上に向いているもの、色が違うもの、花のように咲いているように見えるものなど、種類もいろいろです。赤い部分は花ではなく、苞であり、通常1本に6個から15個つき、その中に小さな花をつけるようです。植物の詳しいことは近藤純夫さんの「ハワイアン・ガーデン(平凡社)」をお読み下さい。ハワイでは色が鮮やかなことや、長持ちすることから切り花の一部で部屋に飾ったり、トロピカルフラワーのアレンジメントに使われたりします。ハワイアンキルトでも使われる事が多く、とてもポピュラーな植物です。このキルトのパターンは私のオリジナルですが、曲線、山、谷の部分が多いので、退屈せずに楽しく製作できます。製作物や色の組み合わせで、雰囲気はかなり変わりますし、違ったデザインに見えますよね。
■アロハカワラ版「アロハブックシェルフ」
近藤純夫著「ハワイアン・ガーデン 楽園ハワイの植物図鑑」
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ハワイアンキルトが好きになると、ハワイアンキルトのデザインの小物までコレクション始める人もいます。今年になって、私はハワイアンステンシルを始めました。まず初心者なので、ベン・フランクリンという手芸屋さんの講習を受けたのですが、講師がハワイアンキルトで有名なキルターである、デイジーフジモトさんでびっくりしました。通常のステンシルのやり方と同じようですが、ハワイアンキルト柄のステンシルを使います。ステンシルは生地、家具、木など、素材は問わず、いろいろな物に描けるようです。
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ヘリコニアとタロのレッスンバッグ(アンオリジナルパターン) |
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今回、私は大好きなウル(パンノキ)のステンシルにしました。ウルはグリーンなので、使った色はクリスマスグリーンです。Tシャツは生地なので、動きやすく、初めての人には難しいかと思いましたが、意外にそうでもなく完成しました。Tシャツの下に、細かい目の大きな紙やすりを1枚敷くと、動かなくなり、いい調子に色を塗れます。ペイントはオイルベースの固形カラーを使いました。アクリルは流れますが、オイルベースのカラーは、色が流れず、土台の素材を選ばずに使えるようです。細かい部分は小さなブラシで、大きな部分は大きめのブラシで色を入れて行きます。デイジーがワンポイントで教えてくれたのは、ウルの葉の部分に、緑の上から黄色を塗るということでした。こうすると葉と実の部分の色に少しグラデーションがつき、素敵に立体的になるのです。
久しぶりに塗り絵をした気分で、とってもリラックスできました。 これだったら、キルトより、簡単にたくさんの作品が完成できそうです。
一緒に参加した友達は、コーラル色のパイナップルのステンシルをしていました。 さて、次は何の作品を作りましょう? 今からうきうきします。
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久しぶりに何か新しいことを初めてみました。ハワイアンキルトを始めた時も、こんな感じだったのでしょうね。もう随分前のことで忘れてしまいましたが。今から、ハワイアンキルトを始める方は、こんな新鮮な気分なんでしょうね。次からの作品が待ち遠しくて、考えているだけで楽しいですよね。皆さんも何か、ハワイアンキルトを工夫して、新しい手芸を考えてみませんか?
2月5日より、東京でのハワイアンキルトのお教室を開催します。
細かい日程はこちらより、ご覧下さい。たくさんの方々とお会いできる事、楽しみにしています。
■アンのハワイアンキルト・東京レッスン2006のお知らせ
-> http://anne-hawaiianquilt.com/what_tokyo06.html
By Anne
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【アロハWEBカワラ版-パレピカケ倶楽部】
2005年10月22日に開催した「アロハカワラ版」ハレピカケ倶楽部企画第二弾、ハワイアンキルト講習会の模様をお伝えしています。講師はアン(藤原小百合)先生です!
-> アンのハワイアンキルト講習会
【アロハWEBカワラ版-アロハ・ブックシェルフ】
アンさんのハワイアンキルトの本をご紹介しています。
-> 「のんびり、チクチク ハワイアンキルト
Anne's Hawaiian Quilt」 |