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皆様、アローハ！
日本は桜の季節ですね。今年は異常気象と聞いています。ハワイのお天気は昨年の異常な雨とは縁遠く、とても良い天気が続いています。ハワイアンキルトは一針一針手縫いなので、時間もかかりますし大変な作業です。キルトが大好きな私も、さすがにやり過ぎると疲れてしまったりします。そういう時は気分転換にいろいろな事をトライしてみてはいかがでしょうか？今回はそんな時にこんな楽しいキルトはどうでしょう？
昨年カウアイ島に行った時にカパイア・ステッチリーというキルトショップに立ち寄りました。この時にナパリ・コーストの風景が描かれたアップリケキルトのパターンを購入したのです。実はそれ以前にこのショップを訪れた時に、考えて買わなかったパターンで、ずっとずっとほしいと思っていました。
そして念願叶って購入したという、かなり思い入れがあったパターンなのです。ナパリ・コーストはカウアイ島のとても象徴的な、切り立った山が特徴の風景です。パターンのみのキットなので、この切り立った山を表現できる生地を探さないといけないわけです。これがまた楽しい作業です。そして夕日の反射を受けた山々の、赤やピンクの生地を探すのも楽しい。大変と言えば大変ですが、そこがキルターの楽しみの１つでもあります。
そして家の奥に眠っている、昔購入していたむら染めなどを引っ張りだし、生地合わせをし、こんなナパリ・コーストの素敵なクッションが出来上がりました。これはすべて手縫いのアップリケで作っています。どの部分が下地になるかを考えながら作らないといけません。パターンに作り方は書いてありますが、あまり役に立たず。キルティングがないので、かなり簡単に出来上がってしまいました！次は自分でパターンを起こして、ダイアモンドヘッドなんか作ったりしようかなと思っています。
2つめのクッションはフラガールのアップリケキルトです。こちらはパターンと一緒にキットも購入しました。ということは生地がすべて揃っているキットです。とにかくフラガールの体の部分のアップリケがかなり大変です。肌色の生地がとても厚く、お腹の部分は5mmくらいの小さな三角形だったので、アップリケに苦労しました。でもとても素敵でしょう？フラを踊る方のお部屋にはぴったりのクッションですね。こちらは小さな生地がたくさん入っているので、生地探しの手間は省けます。パターンのコピーをとり、小さく刻み、アップリケしていくしか方法がないと思うのですが、これもすべて自分で考えしるかないんですよね。アメリカのキットに付いている説明書はかなり簡単で、本当に自分で何もかも考えるしかないんですよ。キルトをやってない人にはかなり難しいかもしれませんね。でも可愛いクッションが出来上がり、とても満足です。クッションの周りの部分と後ろもすべてミシン縫い。そしてパイピングがないので、外表にし、ミシンでざくざく縫えるので、出来上がりまでの時間が短いのです！気分転換にはもってこい！の楽しい作業になりました。
そして私の中でこのアップリケキルト熱が上がって来てしまいました。数年前にフムフムヌクヌクアプアアというハワイ州の魚を取材したことを思い出し、雑誌を見つけてきました。この魚は世界一長い名前でも知られています。そしてこの魚をトレースし、同じようなアップリケキルトにしようと思っています。色が７色くらいあるので、また生地探しも楽しみの一つになります。生地も無地のものとむら染め、バティークなどをうまく組み合わせて、表情がでるような組み合わせがいいと思います。ハワイアンキルトと違い、キルティングで凹凸を付けたり、ディテールを出すことができないので、生地選びが一番大切かもしれませんね。
| いろいろなハワイアンキルトが掲載されている2008年版カレンダー |
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ハワイアンキルトが大好きな皆様も、たまには息抜きをする為に、このようにちょっと違った作品に挑戦するのはいかがでしょうか？毎年アイランド・へリテージという会社から発売されているハワイアンキルトのカレンダーも毎月楽しいキルトが紹介されています。もちろん伝統的なハワイアンキルトもあるのですが、招き猫のアップリケキルトがあったり、アロハシャツのアップリケキルトがあったりと、バラエティー豊富です。
素敵な息抜きキルトを楽しんで下さいね
By アン
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