カラカウア大通りから一歩はいるとそこは植物園のようなフォート・デ・ルッシー・パーク

　皆様、アローハ！
　さて、2月もそろそろ中旬が過ぎ、来月のホノルルフェスティバルもすぐそこに迫って来ています。今年も恒例となっていますアンのハワイアンキルト・ショップの出店とハワイアンキルトのデモンストレーションを予定していますが、それに付け加え、アンのハワイアンキルト・キルト展も開催いたします。伝統的な本物のハワイアンキルトを見ていただける、とても貴重なキルト展になります。是非皆さんもツアーに参加され、ハワイにいらっしゃって下さいね！　またそのホノルルフェスティバル見学のツアーに参加していただきますと、私と一緒にハワイアンキルト素材探しのワイキキ散歩ツアーにもご参加していただけます。今日はそのワイキキ散歩道をちょこっとご紹介しましょう。

「ホノルル・フェスティバルとアン先生のハワイアンキルト・レッスン６日間」

　カラカウア大通りから本当に一歩入ると、都会のオアシス的なフォート・デ・ルッシー・パークが広がります。直射日光が当たりますが、大きな木が多いので、陰になった小径を歩いていると涼しい風が横切ります。これがハワイの素晴らしいところですね。まずはバード・オブ・パラダイスがあり、次はハウツリーの花のような黄色いハイビスカスがたくさん咲いています。そしてその先には、ウル（パンノキ）も数本見ることができます。今は実がなっていませんが、夏になると大きな実がたわわに実ります。そして更にビーチに向かって歩いて行くと、大きなハラの木がそびえています。ラウハラというハワイの工芸品の一つである、バスケットや帽子などがありますが、その素材になるハラの木は、葉が細長いのが特徴です。そしてその中には大きなパイナップルのような実もなりますが、これを食用にするのではなく、絵を描くブラシなどに使われたと言われています。

ハウツリーの花のような黄色いハイビスカス	パンノキ（ウル）は葉が大きいです。	ハラの木は細長い大きな葉とパイナップルのような実がとても特徴的

　ハラの木の下には、スピリチュアルな石がお祭りしてありました。その周り
にはさすがに魔除けのティ・リーフがたくさん植えてありました。ハワイアンの人の知恵ですね。この石の大切さとそれを守るティ・リーフがどれだけ大切かが、実際に見て感じていただけますよね。そしてそこから更に歩いていくと、バナナがなっていましたー！！　ワイキキの真ん中でバナナですよー！　すごいですね。。そしてそのバナナのお隣にはパパイヤの木がありました。ここはおいしそうなフルーツ密生エリアです（笑）。どうです？　ワイキキなのに、本当に植物園みたいでしょう？　ちょっと誇らしく思えて来ました！

スピリチュアルな石の周りにはティ・リーフがたくさん植えられています。	バナナの実が大きな葉に囲まれてなっていましたよー	バナナの横には大きなパパイヤの木もありました

　フルーツ・エリアを越えて行くと、そこはカリア・ロードになります。その道を横切るとフォート・デ・ルッシーのビーチパークになります。木陰が多いので、ローカルも旅行者も好きなことをしてリラックスをしています。芝生の上で昼寝をしたら、さぞ気持ち良いことでしょうね。そこにはスパイダー・リリー（白）やエマ女王の大好きだった、紫色をしたエマのスパイダー・リリーも咲いていました。本当に花の宝庫ですね。。

みんなが好きな事をしてリラックスするフォート・デ・ルッシー・ビーチパーク	エマ女王の大好きなエマのスパイダー・リリー

　そしてそのままビーチ沿いを歩いて行くと、カヴェヘヴェヘというとても神聖な場所を横切ることができます。海の中なのですが、そこには海底から清水が湧き出ているので、海の中に珊瑚などが育つことがない三角地帯なのです。王様が病気を治したと言われ、昔から神聖な場所としてあがめられていました。そこを通り過ぎ、カリッサやナウパカの垣根を見て歩き続けます。そのまましばらく歩いて、ビーチ沿いからカラカウア大通り沿いに入るとだいたい1時間くらい経っていて、ちょっと良い散歩コースとなります。他にはヘリコニアやレッドジンジャー、ノニなども見ることができ、本当に充実したワイキキ散歩道となっているんです。

ワイキキのカヴェヘヴェヘ	ナウパカの小さい花がたくさん見られます。

ヘリコニアもノニも見ることができます。

　いかがでしたか？　ワイキキを私と一緒に散歩していただくと、ハワイアンキルトの素材になる植物をたくさん見ていただけて、知っていただけると思います。本やガイドブックではなかなかわかりにくい植物も、私のガイドで数倍、理解していただけると思います！
是非ツアーにご参加下さい！　そして深い意味で、ハワイアンキルトを知ってくださいね！