皆様、アローハ!
日本でのレッスンの為、しばらく日本におりました。今年は数年ぶりに満開の桜を見ることができ、とてもラッキーでした。桜の花は本当に一斉に咲くのですね。素晴らしい光景を見ることができました。
さて、今日は3月に開催されたホノルルフェスティバルですが、アンのハワイアンキルトでの出店が5回目になりました。そして、今回はキルト展も同時に開催することができました。苦労はありましたが、素敵な思い出にもなりました。今日はその様子をご紹介いたしましょう。
今年で5回目の出展となりましたホノルルフェスティバルですが、毎年3月の第2土曜日、日曜日とハワイ・コンベンションセンターにて開催しています。日本からのお祭りやオーストラリアからのアボリジニなど、太平洋を挟んで、文化交流するというのがこのフェスティバルの主旨で、今年もたくさんの方々が各国から来ていらっしゃいました。毎年サンプラーズキルト(サンプルのように、1枚1枚違うモチーフを使い、数枚を貼り合わせたキルト)を私のブースでは発表いたしますが、ことしはハワイ8島の代表の花と色をモチーフにした8枚のキルトと、真ん中にはハワイ王朝のクラウン、そしてハワイ州の旗を作り、ハワイ諸島とハワイを象徴するキルトとして8島のサンプラーズキルトを作成しました。まわりはロイヤル・ブルーを使い、全体が引き立つような仕上げにしました。ハワイと日本のスタッフには、ブースにて、ハワイアンキルトのデモンストレーションをやってもらいました。お立ち寄りいただきました皆様ありがとうございました! そしてスタッフのみんなもお疲れ様でした!
アンのハワイアンキルトの8島サンプラーズキルトの前でスタッフと。 |
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アンのハワイアンキルトのブースとは別に、今回は大きなスペースの私のハワイアンキルトを展示してもらえることになりました。大きなベッドカバーを作成中の方には、去年の秋くらいから打診をしていました。大きなベッドカバーは一辺が2m以上の大きさで、完成がとても難しいです。が、今回は大きなキルトを7枚、ベビーキルトを4枚、そしてウォールハンギングを1枚、サンプラーズキルトを3枚展示することができました。またクッションも少しですが、展示することができました。大きなハワイアンキルトの作成は、ほとんどのキルターの夢です。何ヶ月も何年もかかり、一つの作品を完成させるのは大変ですが、出来上がりますと感無量になります。今回もたくさんの苦労の結果、完成された作品ばかりでした。それはそれは素晴らしい仕上がりでした。
デザインはすべて私のものですが、ここでは制作者をご紹介しましょう。
* アン工房:アン、藤原幹子、井上広代、五十嵐佐和子、濱田孝子、早川メイ
そして制作者の方にはその方の簡単なプロフィールを印刷できる布に印刷し、付けさせていただきました。ホノルルフェスティバルはハワイでの開催なので、英語と日本語で表現させていただきました。たくさんの方々がゆっくりとキルトを見に来てくださり、プロフィールを読み、楽しんでいただけたことと思います。そしていつものように、作り方のデモンストレーションもさせていただきました。ハワイの人でもハワイアンキルトを知らない方がたくさんいらっしゃるので、毎年とても好評です。一針一針、心を込めて作りハワイアンキルト。キルト展を通して、世界中の人にハワイアンキルトの良さを少しでもわかっていただけたらと思います。
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キルト展と私のブースを手伝ってくれたスタッフと生徒さん |
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今年のホノルルフェスティバルは、一生心に残るものとなりました。毎年の出展は制作期間が短く大変ですが、完成したときの達成感は他では感じられないものとなります。来年のキルト展はお休みさせていただきますが、再来年は大きなキルト展をやっていただけるとのこと。。今から準備開始です。そして来年のブース出展はあるかもしれないので、今から来年のサンプラーズキルト制作開始ですね。アンのハワイアンキルトを作成中の皆さん! どんどんキルトを完成し、是非私たちと一緒に出展しましょうね!! まだ2年の猶予がありますから!!
by アン |