1月の椿キルト

　皆様アローハ ＆ ハッピーニューイヤー！

　2011年がやってきました。今年も１年どうぞよろしくお願いいたします。
今年の抱負はという質問がよくありますが、皆さんはどんな抱負をいただいて、1年をスタートさせましたか？

　今年は月1回、20cm角のポットホルダーを作ってみようと思っています。ハワイアンキルトはハワイの植物をモチーフにしたものが多いですが、後でカレンダーにも使えるように、今年は日本のお花を12ヶ月に渡り、ハワイアンキルトのモチーフとして使ってみようと思います。

椿の写真

　日本は四季があり、その季節により花も植物も入れ替わりますね。ですから、1月は椿、2月は梅といった、日本の花や植物をモチーフに、毎月楽しめるキルトを作ってみることにしました。月に1枚づつ作品を完成させるのは大変ですが、期限があると、ちょっと無理してでも完成できるものです。サイズが大きいと大変ですが、20cm角のポットホルダーサイズなので、あまり無理しなくても完成できると思います。

ウルのベッドカバーのキルティング

　毎月作るキルトとは別に、今年も展示会などを開催していきたいですが、作品を完成させないといけません。今年になってからは、前々から手がけている作品の完成を目指しています。ただ手は千手観音のようにたくさん持ち合わせていなく、2本、10本の指だけでは作業が思うように進みませんよね 。1針1針という作業はとてつもなく長く、終わりのないようなものです。1日まとめてちくちくとというのは、まず無理なので、毎日数時間づつでも忍耐強く、進めて行く事がポイントとなります。ハワイのアンティたち（先生やキルターたち）はほぼ小物は作りません。ハワイアンキルトの醍醐味が味わえるのは、クッション以上の大きなキルトになります。展示会場でもひときわ目を引くのがベッドカバーです。ベッドカバーは作成開始から約1年はかかる大変な作品です。心を込めて作るとなると、さらに忍耐のいる作業になります。

ウルの長方形のクッションカバー

　ベッドカバーの付属品として、長方形のクッションも必需品です。ベッドカバーとお揃いのモチーフや色で挑戦です。ベッドカバーばかりの作業は飽きてきてしまいます。そこで、飽きる事なく、ベッドカバーの途中でも、楽しめる作品を手がける事も、ベッドカバー完成への大切な道のりになります。いつものクッションの仕立てではなく、フリルを付け、ベッドカバーの上に置く、飾りクッションもベッドカバーを演出する素敵な小物になります。おもしろいもので、好きな色とモチーフを選んでいても、1年近く作業をするうちには飽きて来てしまいます。ベッドカバー作業中でも、次回への作品の構想や色、他にいろいろな想像が膨らんで来るので、空想の時間もとても貴重なものになります。キルト中もたまには外出し、本物の植物を目の前にすることもとても大切な工程にもなりますね。

ウル（パンノキ）の木

　日本は寒い冬ですが、たまにはお散歩に行き、本物の椿や梅を観察してみて下さい。いろいろな想像が膨らみ、自分だけのオリジナルモチーフも浮かんでくるかもしれません。今まで挑戦してなかったことにも、トライするのが今年の目標になるかもしれません！ 自分の限りない才能を発掘してみるのも、また楽しいかもしれませんよ！

　1年のプランを立て、がんばることも大切です。今年も素敵なハワイアンキルトの作品がいくつも完成できるよう、がんばって下さい！！
私もがんばります！

by アン

お知らせ：スパリゾートハワイアンズでのアンのハワイアンキルトの展示が1月中旬より2月末日まで延長されました。温泉につかりながら、そしてキルトを見て、是非癒されて下さい！