その昔、1960年〜1980年の間、図書館ではキルト展も開催されていたようです。ハワイアンキルトのトレースもでき、キルターが集まりやすい図書館になっていたことと、多い時には1日のキルト展に500人の来場者があったほど、キルト熱が高い地域だったようです。貯蔵されているデザインはキルターのヘレン・ギャスコンさんがたくさんの人々にハワイアンキルトを始めてしてもらえるよう、少しずつ寄付されたのが始まりだそうです。
今でも歴史あるデザインを自分の手で復活させるのは、楽しい作業ですし、歴史を感じられる瞬間です。
生徒さんたちが何枚も大きなキルトを作成しているのを見るのも、とても頼もしく感じます。そしてアンティの世代から私の世代、そして次の世代に脈々とハワイアンキルトの文化が続いて行く事を実感し、とても嬉しく思います。いつの日も伝統的なハワイの文化が、時や場所を超えて生き続け、永く絶える事なく続いていくことを切に望みます。
By アン |