マカウワヒ洞窟(公園)の総面積は約7ヘクタール。ハワイに関わりの深い植物を展示するコーナーと、農園、洞窟、遺跡コーナーなどがあります。この地域の石灰岩層は砂岩に近いもので更新世の間の40万年前頃に出現したとの調査結果があります。もちろん、ある一時期に形成されたわけではなく、数万年から数十万年をかけてできあがったと考えられます。敷地のランドマークとも言えるシンクホール(陥没口)はおよそ7000年前に出現したとされます。内部に降雨が浸透して融解し、次第に地下空間を広げた結果、薄い地上部が割れて崩落した結果、今日の形となりました。
シンクホールの周囲は植物が植えられ散策が可能です。海に近いところからは遠くにハウプ山系とカウェリコア岬が見渡せます。かつて岬には先住ハワイ人の集落があり、豊富な淡水と豊かな漁場に恵まれたアフプアア(集落の最小単位の名前)がありました。 コンタクト Makauwahi Cave Reserve Kalaheo, HI 96741 (808) 482-1059 or(808)651-2479 makauwahi@gmail.com https://www.facebook.com/Makauwahi
次回はハワイ火山国立公園内にあるボルケーノハウスの歴史についてお伝えします。