今回の「スタッフルーム」は、以前好評だった「ハワイのスナック菓子を囲んで」第2弾!前回はタロ・チップス、マウイ・オニオン・チップスとわさび風味のマカダミアナッツをご紹介しました。
先日、アロハカワラ版スタッフの児玉千恵がマウイ島旅行中に、ハワイアンなお菓子をたくさんお土産に買って来たので、今回も食いしん坊のスタッフ達で、ワイワイと試食会を行いました。
ハワイ通の皆様の中には、「もう定番!」と思われるお菓子があるかもしれませんね。どれも個性的な味だった今回のスナック・タイム、皆様も次回のハワイ旅行の際にぜひ参考にしてみて下さい!
1. ワントン・チップス “ONE-TON CHIPS”
これを食べると1トンのバーベルを持ち上げられるようになる? |
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こづか:「いきなりすごいインパクトのスナック登場です。でもこれ、どこかで見覚えがあるようなパッケージのイラストですよね?・・・日本の某お菓子メーカーのイラストに良く似ていませんか?」
児玉:「これは、マウイ島カフルイで買ってきたお菓子です。」
クマ:「袋を開けただけで油っぽい香りがしますね〜。」
比嘉:「パッケージの写真より、実際の中身の方がずっと黒く揚がっていますね。」
一同:(パッケージのイラストを見て)「これって、ワンタン(Won-Ton)と1トン(One-Ton)掛けてるんだ〜。」
比嘉:「実はこのスナック、ハワイ島ヒロの日系移民の方が家族経営する製麺所、マエボ・ヌードル・ファクトリーから生まれました。1950年代に、ワンタンの皮を作っていたコトさんが、皮を揚げてスナックにしたところ人気が出たという、長〜い歴史のあるお菓子なんですね。」
児玉:「この鋭いダジャレ・センスに日本人の誇りを感じます!!」
コバ:「アッパレですね。」
さやか:「肝心のお味はと言うと・・・少し甘さがありますね。一度食べ始めると止められなくなります。」
こづか:「ん〜、これは、お菓子というより、ビールのおつまみになりそうですね。こんな油っぽいスナックは子供に与えられません!」
クマ:「このままでも充分美味しいけれど、クルトン代わりに、スープやサラダのトッピングにしてもおいしそう。」
比嘉:「予想以上に後を引きますね。後で、オフィスで争奪戦になるかも。」
こづか:「この夏はワントン・チップスを食べて、マッチョになろう!」
コバ:「パッケージに、“メールオーダー可能”と書いてありますね。気に入った人はぜひオーダーしてみましょう!」
ワントンチップス・ホームページ
-> http://www.one-ton.com/
2. スライス・ココナッツ
さくさくとした南国の味が楽しめるスライス・ココナッツのプレーンタイプ |
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児玉:「お次は、マウイ島・ハナの道路傍にあるお店(テント)で見つけた、ココナッツのお菓子です。2度焼きされたココナッツのスライスです。揚げていないからとてもヘルシーな感じですね。」
一同:「これはおいしそう〜。」
コバ:「一見、乾燥椎茸かスルメかと思いました。ココナッツと聞いて一安心。」
さやか:「プレーンとサトウキビでキャラメリゼされた味と2種類あるのですね。私は、キャラメリゼの方が好きだな。」
児玉:「他には、コーヒー味もありましたよ。お店にはおばさんが1人いて、中にはパッションフルーツなどもあって試食ができたので、ローカル感たっぷりのお店でした。お店には何故かクジラの骨などが飾ってありましたが、あれは果たして売り物だったのかな?」
クマ:「パウダーやフレーク状になったココナッツは良く見掛けますが、こんな風にスライスされたものは珍しいですね。砕いて、手作りのお菓子に入れても使えそうです。」
比嘉:「食物繊維が豊富そう。噛み応えがあって、少しですぐお腹がいっぱいになってしまいそうです。」
女性スタッフに人気のあったキャラメリゼされたスライス・ココナッツ |
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さやか:「パッケージもシンプルで、手作りの暖かさが伝わる、一味違ったお土産として喜ばれそうですね。」
児玉:「ココナッツは、中のジュース、白い実の部分を絞って飲むミルク、その他にもココナッツ油が採れたり、民芸品にしたり、たくさんの用途がありますね。」
こづか:「ココナッツ・ジュースは、生理用食塩水と成分が近いので、一部の国では緊急医療用品として点滴に利用されていたという話も聞いた事があります。」
クマ:「確かに体に良さそうな、ナチュラル・スナックですね。」
3. ショートブレッド Cookkwee’s Maui Cookies
Shortbread
比嘉:「お次は、皆が大好きなショートブレッド。パッケージのハイビスカスが、ハワイアンな感じでこれはかなり期待できそう!」
クマ:「本当だ。パッケージのかわいさも、購入の決め手になりますよね!」
児玉:「これは、マウイ島・カフルイで見つけました。このオリジナル・フレーバーの他にも色々な味がありますよ。」
一同:「サクサクで美味し〜い!」
こづか:「このサクサク感を割らずにキープする為にも、帰りの荷造りには注意が必要かもしれません。機内持ち込み手荷物行きのお菓子ですね。」
コバ:「主材料は、小麦粉、砂糖、マーガリンと表示してありますね。アメリカの食品は、日本より材料などの表示を細かく記載するよう規定があるため、パッケージを見ると何から作られているかよく分かるので、ヘルシー志向の方は要チェックです。」
さやか:「美味しいけど、大きくて甘いので、一つ食べ終わるのが大変です。」
児玉:「コナ・コーヒーやフルーツ・フレーバー・ティーと一緒に頂いたら、ますますハワイアン気分が盛り上がりそう。」
クマ:「そうそう、ハワイアン音楽を聴きながらゆっくり食べたいな。でも砂糖とマーガリン・・・カロリーも結構高そうですね。」
比嘉:「確かに。お土産にして、ティー・タイムなどに皆でシェアして食べるのにちょうど良さそうです。」
4. オバーチャン レモン・ストリップ
一同:「これは一体なんですか!?オバーチャン??」
こづか:「今回のスナックの中で、真打登場といった感じです。激しいネーミングですね。」
児玉:「以前から噂に聞いていた、幻のオバーチャン・シリーズです。マウイで日系の方が経営されている、ポハクアイナ
ファームズという会社から発売されています。これは、先程のワントン・チップスと同じ店で購入しました。」
コバ:「ワントンにオバーチャン・・・最強の組み合わせですね。レジに持って行くとき恥ずかしくなかったですか?」
児玉:「確かに個性的な組み合わせですよね。この、レモンの皮以外にも色々な商品がありましたが、パッケージは全て同じでこのピンク色でした・・・」
こづか:「そう言えば、近藤純夫さんからもこのお菓子の話はよく聞きますね。」
比嘉:「このキャラクターは何なんでしょう・・・梅干し?しかも腕組みしてスリッパみたいなのを履いてるし。謎すぎる。」
クマ:「これ本当に美味しいの?食べても大丈夫なの??」
コバ:「すっぱくて、日本の酢昆布や乾燥梅干しに似ていますね。科学調味料満載の味です。」
さやか:「これは、中国などのお菓子によくあるような、リ・ヒン・ムイ味ですね。ローカルの方は結構こういう味が好きなようで、ポップコーンやフルーツに、このリ・ヒン・ムイ・パウダーをまぶして食べるという話を聞いたことがあります。」
クマ:「そう言えば、ハワイ島には、リ・ヒン・ムイ味のアイスを売る店があるとか。これがアイスになるなんて、ちょっと恐ろしいですね。」
児玉:「今まで食べてきた美味しいスナックの思い出が、一気にかき消されるような強烈な味・・・」
比嘉:「かなりレアなお土産になりそう。貰った人の反応が見物ですね。」
さやか:「好き嫌いが、ハッキリ分かれるお菓子かもしれない。」
こづか:「う〜ん、微妙な味ですね。個人的には、日本の酢昆布の方が好きです。」
コバ:「でも、これが平気で食べられると、ちょっとローカルっぽくないですか?」
クマ:(袋のにおいを嗅ぎながら)「ゲホゲホッ」
比嘉:「大丈夫ですか!?」
クマ:「中身の粉を吸っちゃたみたい。苦しい・・・」
一同:「危険なので絶対に吸引しないように!!」
今回のスナックを、カワラ版スタッフのお気に入り順にランク付けしてみると、
1位:スライス・ココナッツ
2位:ワントン・チップス
3位:ショートブレッド(期待通りの味だったので)
4位:オバーチャン・レモン・ストリップ
でした。
皆様は気になるスナックがありましたか?ハワイは何度行っても、面白い掘り出し物が見つかりますね。「この他にも、私だけが知っているオススメのスナックがある!」という方、ぜひカワラ版スタッフまでお知らせ下さい!
(掲載日:2006年8月17日)
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