日本のハワイからアローハ!
日本フラ文化発祥の地とも言える「スパリゾートハワイアンズ」から、ハワイにもない「フラ・ミュージアム」についてのレポートです。
今回は、創業45周年記念プレ第1弾として、5月6日(木)からスタートした「ポリネシアンショー限定公演」についてご紹介します。
来年(平成23年)は、昭和41年にスパリゾートハワイアンズがオープンして45年にあたる年。この公演は創業記念イベントの第1弾として、7月16日(金)までの2ヶ月間の期間限定で開催しています。
タイトルは、『Across The Seas 海を越えて』
ハワイの人々は、遠くタヒチから何千キロにもわたる航海のすえにたどりついたといわれています。ハワイで生まれたフラもまた大海を渡り、日本のハワイで新しい文化となって進化を続けています。
ショーは、航海をテーマに息もつかせぬテンポで繰り広げられます。
激しいタヒチの踊りからはじまり、ポリネシアで最も早く人間が定着したとされる島サモア、マオリ族の踊りニュージーランド、そしてハワイ、タヒチへと場面は転換していきます。最後に本場ハワイから日本流ハワイ「フラガール」の歴史へ。
最大の特徴は、開放的で南国ムードあふれる「ビーチシアター」から、様々な仕掛けが可能な「ワールドマジックホール」に、2ヶ月間限定でポリネシアンショー会場を移したことです。移動の結果、視覚に留まらず、聴覚、触覚など、五感に訴える演出が可能となりました。照明や特殊効果はもとより、大スクリーンを使用しての映像と踊りのシンクロ、また体全体に響き渡る重低音等で、驚きと感動が連続します。
今回の公演を記念して、ハワイアンズ史上初となる催しが2つ登場します。
一つ目は、女性ナイフダンサーの初登場です。サモアで生まれた踊りであるナイフダンスを、男性ダンサーとともに、鮮やかにそして華やかに演じます。以前にもご紹介しましたが、昔のサモア人は、棒の先端にサメの歯やブタの牙などを付け、日常ではナイフとして使用し、戦いの際には武器にしました。金属製のナイフを回す動きは女性には難しく、練習は大変苦労しました。
二つ目の初登場は男性のフラです。そもそもハワイでは男性のフラは一般的です。今回のショーでは、ひょうたんで作られた代表的なハワイの楽器「イプ・ヘケ」を使い、女性ダンサーとともにリズミカルに踊ります。
曲目 |
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オープニングタヒチ |
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オテアパーラウ |
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タネ |
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イアオラナ |
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オリ |
サモア |
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ササ |
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アンギマイセマタギ(ナイフダンス) |
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イプポポ |
ニュージーランド |
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カランガティアラ |
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テーポイ |
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テリナ |
ハワイ |
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ノカモクキアカヒケアロハ |
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アロハハワイクウオネハナウ |
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ペレ |
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ポリアフ |
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ナニワイアレアレ |
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フラメドレー(ナニコオラウ・ナヴィリヴィリ・ハノハノハナレイ) |
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バリバリの浜辺 |
タヒチ |
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トゥエ |
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オアオア |
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ヴァヒネプアモツ・エワナイティエ |
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マラマラマ |
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タネイムア |
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オテア |
フィナーレ |
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フラガール〜虹を〜 |
このように、スパリゾートハワイアンズは見所がいっぱいで、一度は訪れてみたい場所です。ハワイアンズでは、東京・新宿・渋谷・横浜・さいたま・西船橋から、何と交通費無料の宿泊者限定送迎バスを運行していますので、チェックしてみてください。(5/31までの期間限定で、福島駅経由の仙台便も運行中です)
フラ・ミュージアム(スパリゾートハワイアンズ内)
〒972-8555福島県いわき市常磐藤原町蕨平50番地
phone (0246)43-3191(大代表)
URL http://www.hawaiians.co.jp
開館時間10:00〜18:00
※ハワイアンズの営業時間は曜日によって変動
※ハワイアンズの入場料のみで観覧可
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